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■ 周辺機器に関するトラブル

はじめに 

 全体的なトラブル原因と対処法は「周辺機器が動かない」を、個別のトラブル原因は<注意事項>以降の記事を参照ください。とにかく、このページは一回、ざーっと目を通してもらったほうが理解しやすいと思います。

 ――何にしても、ソフトや周辺機器のメーカーのホームページにアクセスすると、たいていトラブルサポートのページがあるので、まずはそこにアクセスしましょう!

周辺機器が動かない

 私の経験からいくと、わりとこのあたりを抑えると、現象が解決することが多いです。

  1. ケーブル・コネクタ等がきちんと固定されているか
  2. ドライバは組み込まれているか
  3. ドライバは最新のものを使っているか
  4. 省電力機能を使っていないか
  5. 周辺機器などの、プロパティの設定を見直そう

ケーブル・コネクタ等がきちんと固定されているか

■ 原因

▼ コネクタ・ケーブルの接触不良

 パソコン本体と周辺機器をつなぐ接点が、きちんと接続されていなければ……そりゃあ、動かないでしょう。(^ ^;)   その他、周辺機器によっては、ケーブルの長さを問題にすることもありますので、使用上の注意をよく読んでください。「SCSI機器」はそれに該当します。USBも、そういうとき、ありますね。

 一般的に、周辺機器の接続では、ケーブルは短いほうがトラブルがないので、なるべく短くすむような場所に、パソコンを配置しましょう。 また、ケーブル自体に問題がある場合もあるので、ありとあらゆる点を確認しても現象が解決できないときは、ケーブルの不具合を疑ってみましょう。(最終段階でね。まず、これはないから)

■ 処置

 ▼ きちんと接続しましょう

 説明の必要はないかな。ぐいっと入れればOK! 私の経験としては、「拡張スロット」を使って接続していた頃は、「ぐさっ」と入らないとまずかったけど、「USB」も「PCカード」も、かるーく「カチッ」と入ればOKって感じでした。

 必要に応じて、ケーブルを新品にする、長さを見直す・規格を見直す(SCSI製品は特に注意!)……など、基本点な点を疑いましょう。

ドライバは組み込まれているか

■ 原因

▼ 必要なドライバが提供されていない (最初の組み込み)

 必要なドライバが正しく組み込まれていないため、周辺機器を認識していないという場合です。周辺機器を取り付けたときに、だいたいフロッピーでドライバが提供されていますが、そのインストールのときに、ちょっとしたミスを起こすと、起こりやすいです。

 新しいハードウェアを検出し、ドライバをインストールするようパソコンから指示が出ます。そのときに、提供されたフロッピーを入れ忘れて、「Enter」を押す。そうすると失敗する。だいたい、パソコンが再起動を促すメッセージを流さないときは、インストールに失敗したと思ってください。

■ドライバが正しく組み込まれているかを見るには

 デバイスごとにディクトリ表示になっているので、確認したいデバイスを開き、そこに問題のドライバが表示されているか確認ください。デバイスマネージャーのところに、赤い「×」や、黄色い「(!)」、緑の「」のマークがあったら、正しく確認されていないときです。

 ※正規の出し方「コントロールパネル」からですが、「マイコンピュータ」で右クリックし、プロパティを開くと、「システムのプロパティ」になるので、こっちのほうが便利です。

■ 処置

 ▼ 必要なドライバをインストールする

 もし、正しく認識していないようだったら、次の手順で再インストールを試みましょう。

  1. きちんとコネクタやケーブルが接続しているかを確認。
  2. デバイスマネージャーで、赤い「×」や、黄色い「(!)」、緑の「」のマークがついてる(インストールに失敗した)ドライバを削除する。
  3. コントロールパネル」→「ハードウェアの追加」を選ぶ。(というか、とにかく、新しい周辺機器をパソコンが認識してくれて、ドライバを要求するように仕向けてくれればOK!)
  4. 今度はきちんと、提供されたフロッピーをセットして、インストールし直す。

 なお、ドライバをインストールした後は、必ず「再起動」させてください。「プラグアンドプレイ機能」に対応した周辺機器のドライバは、再起動しないと、ちゃんと動かないので!

ドライバは最新のものを使っているか

■ 原因

 ▼ 必要なドライバが提供されていない (ドライバの更新)

 周辺機器に付属しているドライバが古いバージョンで、新しいパソコンやOSに対応してないというのがその理由。中古の周辺機器をもらったとき・安い周辺機器を買ったときなどに多いトラブル原因です。もしかしたら、使用していたOSをアップグレードしたときにも、ドライバも最新ドライバにしてなかったりすると……おかしくなるかもしれないな。(^ ^;) とにかく、ドライバが命だからな、周辺機器っていうのは……。

■ 処置

 ▼ 最新のドライバをインストール

 必要なドライバをダウンロードしてドライバを更新すればOK。周辺機器メーカーがただの代理店の場合、更新ドライバ入手が外国のメーカーサイトからになりますが、外国語でもダウンロードと書いてあるのをクリックすれば何とかなるものです。今はWebページ翻訳サービスも無料ですから、戸惑うこともないと思います。

  1. その周辺機器のホームページにアクセスし、必要なドライバをダウンロード
  2. ダウンロードしたファイルを解凍
  3. 解凍されたドライバを、必要なところに移す
 ドライバの更新方法

<ウィザードを使用>

  ○ Windows XP をお使いの方や、デバイスの名前がわかっている人は、ウィザードを使用しましょう。

  1. デバイスマネージャーを起動する
  2. 更新したいデバイスを捜して右クリック→「ドライバの更新」を選ぶ
  3. 「ハードウェアの更新ウィザード」が起動するので、「一覧または特定の場所からインストールする」を選んで、解凍したドライバがあるフォルダを指定する(だいたい、「C:\temp」が多い)

  ○ Windows ME だと「ドライバの更新」を押してもウィザードが出てこないので、「2.」の手順がちょっと手間がかかります。

  1. デバイスマネージャーを起動する
  2. 更新したいデバイスを捜して右クリックして「プロパティ」→「ドライバ」→「ドライバの更新」を選ぶ
  3. 「デバイス ドライバの更新ウィザード」が起動するので、「一覧または特定の場所からインストールする」を選んで、解凍したドライバがあるフォルダを指定する(だいたい、「C:\temp」が多い)

 <緊急避難の姑息な方法>

 中古品をもらったとかで、デバイスの名前なんかわからないよ! という人は、効率は悪いけど、次の方法が簡単です。デバイスの名前がわかったら、ウィザードを使ったほうが間違いは少ないんですけどね。(^ ^;)

■検索の方法
 「スタート」→「検索」→「ファイルやフォルダ(F)」 を選ぶ (もしくは、「Windowsキー」+「F」)

  1. 検索機能を使って、解凍されたドライバの名前で検索してみる
  2. 見つかったら、そこに解凍されたドライバを上書きする(ドライバは「.sys」ファイルですが、解凍されたフォルダの中にあるファイルは全部上書きしたほうが無難です)

省電力機能を使っていないか

■ 原因

 ▼ 省電力機能は使用不可のときもある

 パソコン本体から電源を供給してもらっていたり、様々な理由で、「省電力機能は使わないでください」という周辺機器がありますので、使用上の注意をよく読んでください。「PCカード」「SCSI機器」はそれに該当します。

■ 処置

 ▼ 省電力機能をオフにする

 その周辺機器の取り扱いによって、「休止状態」「スタンバイ状態」を解除してください。

■省電力機能解除の方法
 デスクトップで、アイコンがないところで右クリックすると、「画面のプロパティ」→「スクリーンセーバー」→[ディスプレイの省電力機能] を選ぶ (もしくは、「コントロールパネル」→「電源の管理(ME)/電源オプション(XP)」でも可)


周辺機器などの、プロパティの設定を見直そう

■ 原因

 ▼ 設定が正しくない

 プロパティの設定内容を一つ一つ見直すということで、設定で指定している機能が、使用しているパソコンの機能と一致してないと、当然、おかしくなるわけです。

■ 処置

 ▼ 正しい設定に直す

 プリンタなどは、「スプール」・「双方向通信機能」を使う使わないの設定とか、ちょっと古いパソコンを使うと、重要になってきます。

周辺機器が外せない

 ホットプラグの周辺機器(電源が入ってても抜き差しできる機器:USB・IEEE1394・PCカード)は、電源が入ってる状態でつなげていいのが特徴ですが、取り外すときは、必ず「ハードウェアの取り外し」を使って取り外してください。これを使わずに抜き差ししたら、絶対、いずれ壊れます。(断言) ――で、実際取り外すとき、タスクトレイにある「ハードウェアの取り外し」をクリックしたけど、うまく動いていなくて周辺機器を外せないときはありませんか?

■ 原因

 ▼ プラグラムの誤動作?

 だいたいこういうときって、パソコンの動作が不安定になっていることが多いんです。(Ctrl+Alt+Delete)を押すと、「応答なし」のプログラムがあったりして。「ハードウェアの取り外し」をクリックして数秒たっても、「安全に取り外せます」というメッセージが流れないときは、いくら待っても、だいたい外せません。粘り強く待ってても無駄です。(T_T) 

■ 処置

 ▼ リセットしよう

 動作の不安定をとってから、外すようにしましょう。無理やり何度か試すと、深刻なフリーズを起こし、リセットが効かなくなり、強制的に電源を落とす羽目に陥ります。本体も周辺機器も破壊の機器を招きますので、絶対やめましょう。電源に関わるところが一番壊れやすいです。

 「ハードウェアの取り外し」を一回目で失敗したら(直感的に「いつもと動作がちがうな」と感じたら)、すぐリセット(Ctrl+Alt+Delete)をかけてください。そして再起動し、ハードディスクのアクセスランプが完全に消えてから一呼吸置いて、ハードウェアの取り外しを試みてください。だいたいこれで取り外せます。

 ※再起動した直後に操作はしないでください。これは取り外すときだけの話しじゃなく、普段の操作の上でも同じです。ゆったりした気持ちで操作するのが、パソコンを長く使うコツです!

■ 周辺機器を買った直後のときは 

 動作が安定しているのにも関わらず失敗するようなときは、ドライバやソフトなどのバグの可能性があるので、「周辺機器のメーカー」や「パソコンのメーカー」のホームページ行き、修正モジュールの有無を確かめたほうがいいです。 けっこう 、こういうトラブルは多いです。


< 注意事項 >

全般的なこと

  周辺機器(特に、本体のルーフカバーを外す必要があるもの)の接続のときは、「+(プラス)ドライバー」を準備ください。本体の電源をオフにして、電源ケーブルのみならず、ディスプレイケーブルなど、本体に接続しているすべてのケーブルを必ず抜くこと。面倒だけど、感電防止に守りましょう。もちろん、濡れた手でさわるなんてご法度ですよ。 ついでに、そのときに、プラグの埃を掃除しておくとよいかも。

 メモリ関係、CPUなどの入れ替えのときは、製品の特性上「静電気」に非常に弱い部品なので、必ずそれらに触れるまえに、放電しましょう。でないと、思わぬところで破損させてしまいます。アルミサッシとかドアのノブとかに触ると、身体の静電気が流れてくれるので、おすすめです。

 あとは、周辺機器付属のマニュアルやパソコン付属のマニュアルなどを参照して、具体的な接続の仕方を確認して、慎重にことをすすめてください。難しいこと一切ないので、チャレンジしてみましょう!

 拡張スロットについて  

 今のパソコンだと、ほとんどなくなっていますが、一昔前のパソコンには「拡張スロット」が装備されていました。SCSIの規格だと、SCSIやSCSI−2の時代なので、かなり前のことなんですが、もし何かの事情でこのころのパソコンを使うことになったら、次の点に注意ください。

 「拡張ボード」は、スイッチバーを立てて使うタイプと、倒して使うタイプの二通り存在します。だいたいのパソコンの拡張スロットは、3つ用意されていますが、上から、#1、#2、#3と呼びます。ま、だいたい、こういうのは、周辺機器の接続マニュアルに注意書きされているので、ご確認ください。同時に取り付けられない機器だの、何だの、けっこううるさいことが書いてあった気がする。(^ ^;)

 【 #1 】

 スイッチバーを倒して使うタイプの拡張ボードを挿入ください。 外付けのFDドライブとかがこのタイプだったと思います。

 【 #2 #3 】

 スイッチバーを立てて使うタイプや、スイッチバーがない拡張ボードを挿入してください。(もしまちがえて、このタイプのボードを、#1に挿入すると、動作が不安定になることがあるので、注意!)

 PCIスロットについて

  今のデスクトップパソコンにはだいたい付属してるスロットですが、お使いのパソコンによって、使用できるサイズが異なりますので、ご確認ください。フルサイズ・ハーフサイズなどなど、多種多様のボードなので、ちゃんと動作するやつなのか確認しないと、悲しいことになります。

 一例をあげると、私のパソコンのPCI スロットは、ハーフサイズのみ対応ですが、ハーフサイズといっても、特殊な形状のボードだと、取り付けられないってマニュアルに書いてありました。一口にハーフサイズといっても、いろいろ種類があるってことですね。

SCSI(スカジー)機器

 SCSI 製品は、本体の電源をオンにする前に、SCSI 機器の電源をオンにしないと、パソコン本体が認識しません。USBとは違うので、ご注意ください。SCSI は歴史の古い機械なんです。(^ ^;)

 種類としては、「SCSI」「SCSI−2」「Ultra SCSI」「Ultra Wide SCSI」があり、主に転送速度(遅い→速いの関係で、SCSI に比べ、2倍→4倍→8倍)の違いです。それぞれに対応したボード・ケーブル・SCSI 機器があるので、自分のパソコンに接続可能なものはどれなのか、ちゃんと確かめてから購入ください。

 ※設定はややこしいし、ケーブルもやたらと種類があって、わけわかんないですけど、動作の安定性・OSを選ばないという点では優れています。USB 未対応の Windows 95 や NT などのパソコンの場合は、ほとんど、SCSI機器で周辺機器をつなぐことになります。

■ 接続に関すること

  「SCSIインターネフェイス」を使って機器を接続した場合は、パソコンを休止状態にできません。だいたいパソコン購入時は、使わないと休止状態になるように設定されているので、必ず、休止状態にしないように設定の変更をしてください。

SCSI の規格に関すること

  SCSI 機器は、「デイジーチェーン」と呼ばれる数珠つなぎのような形式で、最高7台まで機器をつなぐことができます。忘れちゃいけないのが、その終端につける「ターミネーター」と呼ばれる装置をつけることです。これをつけないと誤動作するので( ターミネーターがないと、IDがおかしくなっちゃうんで、トラブルが起きるってわけです。ただ中には、ターミネーター機能を内蔵してるタイプもあり、そういうときはもちろん不要です)、特に気をつけてください。

 ▼ SCSI ID について

 SCSI は複数つなげるために、一つ一つに ID をもっていて、それで機器を認識しています。これが「SCSI ID」です。この ID は一般的に「0〜6」を使い、通常 ID 0(ゼロ)は、SCSI ハードディスクで使います。ID 7は、SCSIインターフェイス自体が使用します。もし ID が重複すると、誤動作しますので、ご注意を。「SCSI ID」は、SCSI機器に付属のマニュアルに、どう設定すべきか書いてあるので、ご安心ください。初心者の方でも、悩むことなく設定できます。

 ▼ ケーブルについて

 複数のSCSI 機器を接続するとき、ケーブルの総延長が3m以内になるようにしないと誤動作する可能性もあるようです。特に、SCSI−2のデイジーチェーンは、ケーブル総延長が3m以内という制限があるので、注意しましょう。

 ケーブルに関しては、とかくSCSIのトラブルと混乱のもとになる要因で、やたらと種類があり、正しいものを選ばないとトラブル原因になります。プラグ部分の形状やケーブルの長さ、対応しているSCSIインターフェイス規格の違いによって、いくつか種類があるので、必ず、使用するSCSI インターフェイスに対応したケーブルを購入ください。

PCカード

 「PC Card Standard」準拠のPCカードは、そのカードの厚さによって、三種類に分けられます。それぞれ厚さは、「TYPE 1(約3.3mm)」「TYPE 2(約5.0mm)」「TYPE 3(約10.5mm)」です。よく、LANカードの仕様のところに書いてある「CardBus(カードバス)」対応というのは、PCカードの拡張仕様で、高速なデータ転送を可能にするPCカードだよってこと。

 私はNECパソコンなので、このPCカードを使いますが、パソコンによっては、「ZVポート対応」のPCカードを使うこともあるだろうから、ご自分のパソコンで使えるPCカードはどのやつか確認くださいね。

■ 接続に関すること  

 「PCカード」を使うときは、休止状態・スタンバイ状態にしないでください。だいたいパソコン購入時は、使わないと休止状態になるように設定されているので、必ず、休止状態にしないように設定の変更をしてください。そうしないと、必要な電源供給が止まってしまうので!

 ※裏を返せば、PCカードさえ抜いてくれれば、休止状態だろうと、スタンバイ状態だろうと、好きにしていいんですけどね。そこのところだけ、お気をつけください。

■ その他の注意事項

 わかってることとは思いますが、アプリケーションソフトを使用中は、絶対、PCカードのセットや取り出しを行わないでください。ご使用のパソコンで使える規格以外のPCカードを無理に挿入とかも……やめてくださいね。ちゃんと規格を確認した上で、使いましょう。(^ ^;)

 PCカードを組み合わせて使うときは、どのカードを右側へ……みたいに、左右どちらのスロットに挿入するかが決まっているものもありますので、ご確認ください。まちがえると、悲しいことになります。例としては、「マルチファンクションカード」と「ATAカード」の同時使用とかです。

 ※NEC付属のマニュアル(『もっと知りたいパソコン』P48)に次の記述がありました。私は確認してませんが、トラブル回避情報にどうぞ。以下、引用します。

 「CardBus対応PCカードのドライバ組み込み中に例外エラーが発生するときがあります。この場合は、Windowsを再起動すると、正常にドライバの組み込みができることもあります。」

Copyright (C) 2000-2005 Makiko Kudoh.
Last up : 10/03/2004
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