Windowsを中心に、パソコンを使っている上で起きるトラブルの対処法についてのメモ書きです。

補助記憶装置(記憶装置:ディスク)

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基本的には、記憶する装置なんですが......何を記憶するかで、主記憶装置と補助記憶装置に分かれます。

補助記憶装置(外部記憶装置)

  • 主な役割は、データをファイルの形で記憶するところ
  • 対応機器は、フロッピーディスク(FD)やハードディスク(HD)他、各種ディスク装置がたくさんあります
  • 擬人化すると、人間というよりは、一つ一つのファイルが「紙の文書」で、ディスク装置はそれを集めた大きな本棚ですね。 

俗にいう、「ディスク」って呼ばれているものです。パソコンをパワーアップするときとか、便利に使うときにけっこう重要なポイントになります。

ディスク装置と記憶メディア  

 「補助記憶装置(ファイルの形で、データを記憶する装置)」は、意外に種類があります。ドライブ(読み書き装置)と、その装置で読み書きできるメディア(ソフトやデータを保存・記憶するもので、「記憶メディア」「記憶媒体」「媒体」とも言われる)の種類もいっぱいあって、訳わかりません。

 今、うわさの「CD」「DVD」は、ドライブ装置もメディアも多種多様なので、インターネットで情報を集めて表にまとめてみました。たぶん、どこか間違ってます(^ ^;) 誰か、正しい情報、教えてください。

  ドライブ
CD ラジカセ パソコンのドライブ装置 DVD プレーヤー パソコンのドライブ装置
CD-ROM CD-R CD-RW DVD-ROM DVD-RAM DVD-R DVD-RW DVD+RW
メディア CD-ROM DVDはCDの上位互換 DVDドライブで、CDメディアは読み込み ○
CD-R
CD-RW ×
DVD-ROM DVDはCDの上位互換

CDドライブで、 DVDメディアは読み込み ×

DVD-RAM × × × × ×
DVD-R
DVD-RW × ×
DVD+RW ×   ×

【凡例】 ◎:読み書き可能 ○:読み込み可能 △:新しい機種なら読み込み可能 ×:読み込み不可 

※DVD機器が、今ほど出回っていない頃の情報なので、今はもうちょっと読み込み具合はよくなっているようです。(2003.3.7追記)

コンボドライブ(Combo Drive)って何? 

 CD-ROM・CD-R・CD-RW/DVD-ROM・DVD-RAM・DVD-R・DVD-RW などの、補助記憶装置が組み合わさったドライブのこと。どのドライブが組み合わさってるかが、パソコンの性能や価格の違いになっていますので、注意してください。

 ちょっと前までは、「CD-ROM」と「CD-R/RW」の兼用が多かったけど、今では低価格だと「DVD-ROM」と「CD-R/RW」の兼用、高価格だと書き込みできるDVDドライブの組み合わせって感じになってます。こういった両方の機能を持ったドライブを、「コンボドライブ」とか「マルチプレードライブ」とか、カタログでは記載しているようです。

カタログ表記について  

 CDメディア・DVDメディアの読み書きが可能かどうかは、パソコンの仕様で確認するとよいでしょう。ドライブ構成のところで、読み書き速度などの表記があるので、何が可能で何が不可能かの目安になると思います。 なお、読み書きの速度が速いほど、性能が高い=値段も高い、という感じです。

 ※メディアへの書き込みは、書き込み速度がはやいと失敗するときもあるので、ご注意ください。だから、書き込み速度は無視していいから、読み込み速度が速いほうが、使い勝手はいいと思います。

フロッピーディスクドライブ(FDD:Floppy Disk Drive) 

 フロッピーディスクのデータを読み書きする装置です。今のパソコンだと「オプション」になってる可能性がありますが、昔は標準装備の上、OSがとらぶったときに必要な「起動ディスク」や周辺機器のドライバの提供にFDが使われ、わりと必須アイテムとして認識され、活躍していました。が、Windows 2000からは、CDから起動できるようになったそうだし、Windows XPの現在に至っては、起動ディスクもバックアップCD-ROMも不要の、ハードディスクで再セットアップOKって形になってるみたいなので......徐々にその役割を終えようとしています。

 蛇足ながら、今売ってるパソコンでFDDとある場合、全部、3.5インチ用です。当然、5インチや8インチのものは、大きさがあわないので使えません。もし5インチや8インチを使うときは、他メディアに変換してくれるサービスを探すか、3.5インチ用のFDDじゃなく、5インチ用・8インチ用のFDDを探してください。

フロッピーディスク(FD:Floppy Disk)  

 容量は、最大 1MB。特性は、書き込みスピードは「けっこう遅い」けれど、追加も削除も自由自在で、操作性は抜群。ちょっとしたものを持ち運ぶにはもってこいのメディアといえます。「きゅーはち」規格、つまり昔のNECパソコン系のMS-DOSでは、1MBといっても実際は1.24MB。DOS/Vをはじめ今のパソコンでは、1MB=1.44MBと、同じ1MBでもフォーマットが異なっていますので、ご注意ください。 また、今のパソコンだと2DDのディスクは、720KBは使えますが、640KBのものは使えない......というのが多いと思います。

 ▼ 大きさ 

 昔は開発が早かったので、「5インチ(大きなぺらぺらしたやつ)」が主流でしたが、今、生き残っているのは「3.5インチ(小さめのしっかりしたやつ)」のものです。ともに、最大1MBしか記憶できないメディアです。すっごく昔に業務用で普及した「8インチ」っていう、ばかでっかくてぺらぺらしたやつもあったそうです。でかいずうたいだけど、256KBしか容量がないとか聞いたことがある。(^ ^;) 

 ▼ 記録の仕方(容量) 

 容量というか記録の仕方でみると、かなり昔は、ワープロ用に「2DD」、パソコンには「2HD」という区別がありました。この数字には、「2(両面)・D(倍密度)・D(倍トラック)」、「2(両面)・H(高密度)・D(倍トラック)」というような意味があります。早い話し、「2DD」は記録容量が半分ってわけです。

 「2HD」でも、きゅーはちフォーマットは1.24MB、DOS/Vフォーマットは1.44MBと二種類あります。ま、現在市販されているのは、「3.5インチ:2HD(1MB:1.44MB)」のものだけですから、ここまで細かいことを知る必要もないですが。(^ ^;)

ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive) 

 パソコンで「補助記憶」といえばハードディスクのことで、「きゅーはち」では、固定ディスクという言葉がよく使われていました。接続方法には、内蔵ハードは「IDE(アイディーイー)」、外付けハードが「SCSI(スカジー)」......というのが一般的なパターンでしたが、USBをはじめ新しい規格の普及により、様変わりしています。記録容量は、~160GB。今後、もっと大きくなっていくでしょうね。

 特性としては、書き込みスピードが「けっこう速い」けれど、持ち運べない......ということでしょうか。ででーんとパソコンとシステムを組んで、じっくり使うというものです。

CD-ROM(シーディー・ロム)ドライブ 

 CD(コンパクト・ディスク)という、音楽CDでおなじみの、円盤型のきらきらしたメディアを読み込む装置です。ちょっと前のパソコンなら、標準装備されています。今のパソコンだと、グレードが上のDVDが装備されはじめているので、ちょっとDVDの勢いに押され気味です。

 「ROM(ロム)」というのは、「リード・オンリー・メモリー(Read Only Memory)」の略で、意味は「読み出し専用の記憶(装置)」です。読み込み速度も昔に比べ、だいぶ速くなりました。昔は2倍速だったのが、今では40倍速くらいです。ただし、CD-R/RWと兼用のCD-ROMだと、読み込み速度が20倍程度で、ちょっと遅くなる傾向があります。

CD-R/CD-RW ドライブ 

 CDメディアのデータを読み書きする装置です。二種類あるのは、書き込み方の違いです。「R」は「レコーダブル(Recordable:記録できる)」、「RW」は「リライタブル(Rewritable:書き替えできる)」の意味からもわかります。CD-RやCD-RWメディアは、今使うなら、一番手軽な記録メディアといえます。もちろん、持ち運び可能です!

CD-R(シーディー・アール)  

 容量は、最大 700MB。特性は、書き込みのみOK(書き込めるのは一度だけで、一度書き込んだものは削除不可)。専用の「ライティングソフト」を使う必要もあり、操作性が若干劣ります。でも持ち運べるし、価格も安いし、一番手軽な記録メディアです。 よっぽど初期のCD-ROMドライブだと読み込めないけど、ほとんどのCD-ROMドライブなら、読み込み可能です。  価格にけっこう差があり、記録層の色が性質によって三系統(シアニン系、フタロシアニン系、アゾ系)に分かれていますが......選ぶ時は、「べらぼうに安いメディア」や「薄くて向こうが見えるような安さ爆発品質劣化」って感じのを選ばないようにすれば、泣きをみずにすむでしょう。

CD-RW(シーディー・アールダブリュ)  

 編集(追加も削除も)可能なメディア。そのため、CD-Rに比べて価格が割高で、あんまり使われていないようです。(^ ^;) CD-RWで焼いたCDは、古いCD-ROMドライブだと読めないこともあり、CD-Rほどドライブの互換が進んでいないようです。ま、コンボドライブなら大丈夫だろうけど。

DVD-ROM(ディーブィディー・ロム)ドライブ 

 DVDという、CDと同じ円盤型のメディアを読み込む装置です。デジタル方式で記録する・レーザー光線で読み取る(CDとDVDじゃ、波長は違うけど)など、CDと同じところもあるので、CDの大容量版と覚えておけばいいのではないかと思います。

 でも、記録密度なんかの規格がちがうので、CD-ROMドライブではDVDは再生できません(DVDドライブは、CD-ROMの再生に対応してます)。映画とか、音楽CDよりも情報量が多いもの(映像+音楽、とか、高音質の音楽とか)のためのメディアがDVDで、そのDVDのパソコン用が、DVD-ROMになります。

DVD-RAM/DVD-R/DVD-RW/DVD+RW ドライブ 

DVDメディアのデータを読み書きする装置ですが、やたらと種類があるのは複数の規格が乱立しているからです。CDより大容量なので、これから期待されるメディアですから、規格もそのうち統一されるんじゃないでしょうか。一応、「DVDマルチ」というのもできてきたし、不便はそのうち解消されるでしょう。(^ ^;) どういうふうに書き込み、どういう特性があるかで、ドライブも分かれているようです。

DVD-RAM(ディーブイディー・ラム)  

書き換えのできるDVDで、データのバックアップに使うなら一番使いやすい規格です。コピー&ペーストで使えますから。「ライティングソフト」不要ってことですね。しかも書き換え可能回数も約10万回なんだそうです。容量も、4.7GB・9.4GBあるので、便利です。

 しかし残念なことに、これで書き込んだものはDVD-RAMじゃないと読めません(なかには読めるようになってりDVDプレイヤーもあるみたいだけど)。だから、別の機会で読み出す必要があるなら、DVD-Rを使うほうがいいみたいです。

DVD-R(ディーブイディー・アール)  

CD-Rの大容量版で、書き込み一回、削除不可。しかも少量データの記録に使うと、規格上、ムダなデータが書き込まれるらしい。大きいデータをまとめでどん! と書き込むのがベスト。容量は、4.7GB。

 データ記録用に使うなら、CD-Rと同じで「ライティングソフト」を使う。自作のビデオ編集とかに使うなら、「オーサリングソフト」ってのを使うと便利らしい。

DVD-RW(ディーブイディー・アールダブリュー)  

CD-RWの大容量版で、書き換え可能。容量は、4.7GB。「ライティングソフト」が必要で、書き換えのときは、フォーマットして新たにデータを書き込むそうなので、そこのところがかなりCD-RWとはちがいますね。追加書き込みできないから......。ちなみに、書き換え可能回数は、約1000回。私、個人としては、データバックアップには、DVD-RAMのほうが便利だと思う。(^ ^;) もともとRWは、映像記録用の規格みたいだし。  でも、これで書き込んだものは、DVD-RWじゃなくても(テレビにつなぐDVDプレーヤーやパソコンに内蔵されたDVD-ROMドライブなど)読める可能性が高いそうです。そういう意味、使い勝手はいいかもしれない。

<DVDマルチ> 

 一台で、DVD-R、DVD-RAM、DVD-RWの3方式に対応する規格です。DVDフォーラムという組織が作った規格(DVD-ROM、DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM)の統一版って感じですね。これが普及すれば、かなり互換性は高まるはずです。でも、DVD+RWは、DVDアライアンスという別な組織が作ったので、別扱いになってます。

DVD+RW(ディーブイディー・プラス・アールダブリュー)  

 DVD-RWの改良版です。ほとんど似てるんですが、フォーマットと書き込み時間が短く、データ追記も可能で、しかも他のDVD機器で読み込める可能性がDVD-RWよりも高くなる......という感じで、改良版と考えたほうがわかりやすいみたいです。

 ただDVD規格の方面から考えると、他の3つの規格(DVDフォーラム)とはちがい、DVDアライアンスという別の組織が作った規格なんだそうです。

MO(エムオー)ドライブ 

 MOのデータを読み書きする装置で、使いたかったら増強する必要があります。このドライブが標準装備されたパソコンは、記憶の限り、見たことがありません。会社なんかだと必須アイテムと化していましたが......これからどうなるかは疑問。DVDに取って代わられるとも言われています。

MO(エムオー)  

 容量は、最大 1.3GB。書き込みスピードは「そこそこ速く」、削除もできて操作性も抜群! まさにフロッピーの大容量版といったところなんですが......CDやDVDに押され気味です。標準装備じゃないですからね、ドライブが。これからなくなるメディアかもしれない。便利は便利なんですよ、手軽で。ただ増強しないと使えないから......。なお、「光磁気ディスク」という商品名で売られていることもあります。

 前に、「MO」と「オーバーライトMO」という形で、二種類売られているのを見たことがあります。「MO」というのは、ISO規格準拠の、ポピューラーなもの。「オーバーライトMO」というのは、ISO規格準拠の新高速メディアというので、記録膜に工夫を凝らし、書き込みスピードを50%もアップさせたものらしいです。

その他のドライブ 

 MOのように、フロッピーでは記録容量が少なすぎるということで出てきたメディアがあり、そのメディアための読み書き装置(ドライブ)が発売されました。CD-Rが出てくる前あたりですかね、活躍してたのは。もう風前の灯火ですが、まだまだ廃れていません。

PD(ピーデー)  

 PDドライブという装置に、PDディスクというメディアを入れて使います。持ち運び可能で、容量も650MB。でも新たにディスク装置を増強しないと使えないということで、あまり普及しませんでした。今となっては記憶容量も力不足となり、DVD-RAMに移行しているそうです。

Zip(ジップ)

一時期噂を聞きましたが、現在はあまり聞かれませんね。Zipドライブに、Zipディスクを入れて使うというタイプで、容量も100MB・250MBとこじんまりしていたので......今となっては、消えてしまった規格といえるのではないかと......。

 ただ、この言葉には、別の意味もあり、こっちのほうは今でも元気に活躍しています。圧縮形式の一つに「.zip」というのがあるんです。これはよく聞きますよね。表記の上では同じですが、意味がちがうので、文章を読んで、適切な意味で読み取ってくださいね。

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