Windowsを中心に、パソコンを使っている上で起きるトラブルの対処法についてのメモ書きです。

周辺機器について

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パソコンをパワーアップさせる「入力装置出力装置補助記憶装置」をひっくるめて「周辺機器」といいます。パソコンの増強をするときには、いろいろと規格があるので、注意が必要です。(^ ^;)

周辺機器の増設について

まずは、パソコンの拡張性の確認から 

 まず、パソコン本体に拡張性があるかどうかを確かめることからはじめましょう。一般的には、ノート型よりデスクトップのほうが拡張性が高いですが......省スペース型や価格が抑え目な設定になってる機種はこの拡張性を削っているので、確認してくださいね。この拡張性の高さは、パソコンに周辺機器が増設できるスペースがたくさんあれば、「拡張性が高い」という言い方をします。

 パソコンの機能仕様(仕様一覧)の「インターフェイス」・「(拡張)スロット」あたりで確認ください。そこにパソコン本体の接続に必要な規格が書いてあるので、充分な空きがあれば、その規格にあったものを「ぐさっ」と差込み、必要なドライバをインストールすれば、すぐにでもパワーアップ完了です! 充分な空き......といわれても、そんなのよくわからないという人は、パソコンの本体をじいっとよく見てください。差込口はあるけど、なにも接続されていないところがあれば、それが「空いてる」証拠です。

 ※周辺機器の総合カタログなどをみると、パソコンの型式をみるだけで、CPU・メモリをはじめ拡張スロットの数(本体のスロット数と空きの数)などが一目でわかる「対応表」がついてるので、それで確認するのも一つの手。

インターフェイス  

 異なる種類の信号をやりとりするときに、その信号を変換したりタイミングを調整する回路のことで、これがないと周辺機器のとりつけとかは考えられません。ちなみに周辺機器を制御するためのプログラムを「デバイスドライバ」といい、周辺機器のことを一般的に「デバイス」というので、そこからのネーミングでしょう。

周辺機器の規格 

 これはかなりの数あります。(^ ^;)  詳しくは、お使いのパソコンの仕様書とにらめっこしてください。とりあえず、今なら、「USB」「IEEE1394」「PCカード」「PCIスロット」あたりを確認すれば事足ります。デジカメのデータのやりとりを考えるなら、「メモリカード」あたりも入ってくるんですけどね。

 以下の説明は、パソコンのカタログに書いてある規格を拾ったものです。データの転送方式と周辺機器の規格が似たような名前になってることがあるので、「データの転送方式」の補足を書いておきますね。

シリアル伝送 (serial transmission) 

 1ビットずつ送るので、転送速度は遅いけど、最大伝送距離は長いという特徴をもつ。RS-232C、IrDA、USB、IEEE 1394 で採用されている。

 カタログに「シリアルポート」と書いてあったら「RS-232C」のことが多いですが、そもそも「シリアルポート」というは、シリアル転送を採用してるインターフェイスのことです。

パラレル転送 (parallel transmission)  

 パラレルとは「並列」の意味。まとめてデータを転送(8ビットずつとか、16ビットずつとか)するから、けっこう転送速度は速いけど、その分最大伝送距離は短くなります。プリンタ接続の IEEE1284、記憶装置接続の SCSI、IDEで採用されている。

 カタログに「パラレル」と書いてあったら「プリンタの接続に使われるセントロニクス仕様やIEEE 1284」のことです。

インターフェイス

USB(ユーエスビ-)    

 パソコン用インターフェイスとして新しくできた規格。簡単接続で、ただコネクタを本体につなげば完了という優れものです。特徴は「必要時に接続・取り外し可能」ということで、電源を入れたまま接続OKという驚きの規格(ホットプラグ)で、USB機器の電源もパソコン側から供給される(バスパワード)場合があるなど、手軽に使える周辺機器を目指しています。これから主流になる規格なので、どのパソコンでも、拡張用にUSBポートがだいたい装備されています。

 最新のパソコンには「USB2.0」がくっついてますが、安いパソコン・ちょっと古いパソコンは「USB1.1」が装備されているので、周辺機器を買うときは、その機器の規格が「USB1.1」なのか「USB2.0」なのかを確かめてから購入ください。まかりまちがって、パソコン本体は「USB1.1ポート」なのに、「USB2.0」のみ対応の周辺機器を買ってしまった日には、「USB2.0インターフェイス」を買わなくちゃいけない羽目に陥ります!

 ま、だいたい、周辺機器側で両方に対応してると思うけど。  キーボードやマウス、プリンタやスキャナをはじめ、さまざまな周辺機器をつなげています。もしUSBが足りないようなら、「USBハブ」を使って、USBの差込口を増やすことも簡単にできます。今までは周辺機器の接続方法がまちまちで、それを共通化しようというのがUSBの狙いです。

 ※どうもパソコンの動作が悪いときは、こいつが悪さをしてるときもあったりする。(^ ^;) なんか、動作がおかしいときは、迷わず、サポートに電話しましょう。発展段階の規格なので、ちょっと安定性がないんですよ。特に自作パソコンとかだと、かなり不安定だというのも聞いたことがあります。

 対応OS転送速度
USB1.1Windows 95 OSR2 Windows 98(完全対応) LS(Low Speed)モード(1.5Mbps) FS(Full Speed)モード(12Mbps)
USB2.0

Windows XP (それ以前のOSは、個別にドライバが提供されていれば可能)

LS(Low Speed)モード(1.5Mbps) FS(Full Speed)モード(12Mbps) HS(High Speed)モード(480Mbps)
IEEE 1394  100Mbps/200Mbps/400Mbps
IEEE1394(アイトリプルイーいちさんきゅうよん)    

 USB同様、次世代インターフェイスと期待されていたシリアルSCSI規格。これも、電源が入ってても抜き差しできる「ホットプラグ」ってやつです。中低速の転送はUSB、高速転送はIEEEといわれていましたが......USBの新しい規格「USB2.0」には負けてしまうので、今後の発展はどうなのか......先行き不透明の規格です。USBの規格「1.1」よりは高速なんだけど、「2.0」よりは低速になってしまうんですよ、IEEEは。 でも、SCSIの次世代規格だから、安定性はあるんじゃないかと。(^ ^;) 

 IEEE1394対応と書いてあっても、4ピンのものと6ピンのものがあるので、自分のパソコンは何ピンのIEEE1394なのか確認してくださいね! なお、別名として、開発元のアップル社は「FireWire(ファイヤーワイヤー)」、ソニーは「i.Link(アイリンク)」と呼んでるそうです。

パラレル 

 プリンタの接続によく使われていた規格ですが(昔は「セントロニクス仕様」とかよく見た。これだと8ビット転送)、今はプリンタ接続もUSBに変わってきているので、将来的にはなくなるかも。ちらっとパソコンのカタログを見たら、パラレルポートがない機種もありましたし。

 ちなみにこの、「D-sub(ディーサブ)」っていうのは、シリアル・パラレルの両方でよく使われているコネクタで、25ピンがSCSIとかプリンタ、15ピンはディスプレイとかに使われています。他にも、9ピンとか37ピン50ピンとか、いろいろあります。オス・メスまであって、もう訳わかりません。(^ ^;)

シリアル 

 「シリアル」は更に昔からあったもので、おもに外付けのモデムやデジカメなどを接続していて、大昔の「RS-232C(あーる・えす・にーさんにー・しー)」みたいな、汎用の接続コネクタといったところ。RS-232Cはコネクタが、「D-Sub25ピン」と呼ばれるものを使っていますが、今のシリアルコネクタは、「D-Sub9ピン」になってるので、お気をつけください。......ま、ちらっとパソコンのカタログを見た限り、このポートがなかったから、もう廃れてるのかもしれないけど。いわゆるレガシーって奴ね。(^ ^;)

 ※周辺機器のマニュアルには、「パラレル・ポート」「シリアル・ポート」におつなぎください、という指示になってるかもしれません。「ポート」というのは、「パソコン本体についてるコネクタ」のことです。

拡張スロット

PCカードスロット   

 ノートパソコンの拡張スロットだったような覚えがあったんですが、けっこう昔からデスクトップにも搭載されはじめ......今だと、ほとんど、どのパソコンにも標準装備になっているような気がします。  「PCカード」をセットするための規格で、メモリカード・モデムカード・SCSIカードなどの接続に用います。デジカメのデータとかは、このPCカードに装着することによってパソコンに読み込める......んじゃなかったかな? PCカードアダプターとかいうのを使って。SDカードとかスマートメディアとかいうインターフェイスがあれば、直接読み込めるらしいけど。

PCIスロット    

 デスクトップパソコンの拡張スロットの、よりスタンダートな規格が、これ。PCI ボードを取り付けるところですが、代表的なボードは、「SCSIインターフェイスボード」で、外付けハードディスクやMOディスドライブをはじめ CD-ROM・CD-R・CD-RW と、ありとあらゆるものがあります。他にも、LAN(ラン)接続のための「LAN(ネットワーク)ボード」、3DCG(立体的なコンピュータ・グラフィックス)の表示を高速にするための、「3Dグラフィックアクセラレーターボード」などがあります。もちろん、この他にもたくさんありますけどね......。

レガシーフリー (legacy free)  

 最近のパソコンのカタログにあんまり載ってない規格――転送速度が遅いとか設定がややこしいとかいう、昔よく使われていた規格は、もはや過去の遺物(レガシーっていわれる所以 (^ ^;) )になり、もっと便利で高速な新規格に役目を奪われています。すでに役割を終えた仕組みを「レガシーシステム」って言ってましたよね、けっこう前。「COMポート」でおなじみの汎用接続端子「RS-232C」 、まだまだマウスやキーボードの接続に使われてるはずなんだけどレガシー宣告を受けた「PS/2」とかは、USBやIEEE1394に。ISAバスは、PCIバスに代替されつつあります。

 「レガシーフリー」っていうと、そういう古い規格を一切排除したよっていう意味です。低価格で高性能パソコンだと、かなりこれに近いインターフェイスしか持ち合わせていません。古い標準規格は一切省き、現在の状況に即した非レガシーデバイスのみ搭載しているので。

  • 古い標準規格:ISAバス・PS/2・RS-232C・FDD
  • レガシーフリー:PCIバス・USB・IEEE1394・CD-RW 

 今、周辺機器を買うなら、非レガシーデバイスのものを買うからいいけど、問題は昔の外付け機器を持ってる場合です。処理能力を考えたら、買い直すことが多くなるのは必死です。でも、まだまだ使えるレガシーシステムもあるから、古い周辺機器をお持ちの方は、パソコンを買い直すときに、インターフェイスのチェックを忘れずに! 周辺機器を持ってない人は、心置きなく、高性能・低価格のレガシーフリーをお勧めします。

周辺機器の接続  

 基本的には、周辺機器を接続して必要なドライバをインストールすれば使えるようになります。今は「プラグ&プレイ」機能を装備されているんで、面倒な設定は勝手にパソコン側でやってくれるので、思い立ったが吉日で、どんどんチャレンジしちゃいましょう!

  ※今売ってるのはほとんどプラグ&プレイ対応のボードですが、「プラグ&プレイ」機能に対応しているOSは、95系(WIN 95以降)・NT系(WIN 2000 以降)なので、かなり前のパソコンだと、ディップスイッチの設定やら、割り込み設定やらを自分でやらなければいけないかもしれない。ま、今の規格に対応してないから、昔の周辺機器の中古をつなぐことしかできませんけどね。(^ ^;)

買うときにチェックしよう 

 周辺機器を使うためには、ものにもよるんですが、「周辺機器」とその機器を本体とつなぐケーブルが必要なときがあります。にも関わらず、ケーブルが付属してないときがあるのでご注意を。プリンタとか、買い替えが頻繁なものだと、ケーブルの使いまわしができるせいか、入ってないことがあるんですよ。

覚えておくと便利なケーブル・コネクタ知識 

 いろんな周辺機器があって、それぞれいろんな専用のケーブルやらコネクタがあって、正しい組み合わせにしないと、最悪、周辺機器を破壊してしまう......と昔はよく言われていましたが、今の周辺機器ではそこまでひどい状況ではないようです。でも、どんなケーブルやコネクタを、どんなときに使うかを知っておくと、周辺機器の増強時に不安材料がなくなるので、覚えておくといいですよ。

 参考サイト>

Growボタンをとりつけました(管理人からのお知らせ)




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