■ 文章の入力と変換/表示モード 
ワープロ=文字入力のためのソフトです。漢字や記号の出し方を知ってないと、そりゃあ、大変な目にあいます。表示モードの違いを知ってないと、そりゃあもう、編集しにくいです。(笑) 知っておくと便利な知識が、このあたり。
文章の入力と変換
どのワープロソフトを使っても、最初に頭を悩ますのは記号や難解漢字などの、「読める(見たことはある)けど、変換できない漢字」を入力するときでしょう。日本語入力の方法は、別のページで解説しています。
なお、特殊記号とかは、「Word」を使っている場合は、文書内で右クリックして「記号と特殊文字」を選ぶと、一覧表が出てくるので、そこからでも選べるので、特殊文字が打ち込みやすくなっています。メニューの「挿入」→「記号と特殊文字」でも呼び出すことが可能です。
< ショートカットキーで入力できる記号 >
- 「Alt」+「Ctrl」+「C」 著作権記号(©)
- 「Alt」+「Ctrl」+「R」 登録商標記号(®)
- 「Alt」+「Ctrl」+「T」 商標記号()
- 「Alt」+「Ctrl」+「.」 省略記号(…)
■ 挿入と上書き
ワープロの場合、「挿入モード」と「上書きモード」と、二つのモードが存在します。切り替えは、キーボードにある「Insert(INS:インサートキー)」です。文字の間に新しい文字を入力したいときは「挿入」、今ある文字の上に上書きしたいときは「上書き」を使います。インサートキーを幼い限り、初期値は「挿入モード」になっていたような気がします。
例えば、「今日は晴れた」という文で、|(カーソルの場所)が、「今日は|晴れた」 となっているときに、「ちょっと」という文字を入力すると、
- 挿入モード:「今日はちょっと晴れた」
- 上書きモード:「今日はちょっと」
というような感じの違いです。ワープロソフトによっては、上書きモードのとき、上の例のように(「晴れた(3文字)」「ちょっと(4文字)」)上書きした文字数が多くなるとエラーになることがありましたが、「Word」をはじめ、最近のソフトだったら、エラーにならずに済むようです。
便利な入力(Wordのみ?)
▼(本日)日付の簡易入力。
たぶん、システム日付を参照してる関係でしょうが、その日・その年の数字じゃないと反応しません。
- 「2003」と打って「Enter」→「2003/3/25」
- 「2003年」と打って「Enter」→「2003年3月25日」
※「Alt」+「Shift」+「D」で日付フィールドを挿入したほうが、簡単入力かもしれないけど。(^ ^;) 「Alt」+「Shift」+「T」で、時刻フィールドの挿入もできます。
▼ オートフォーマット機能
自動的に(定型)書式が設定される。「記」と打って、「Enter」を押すと、自動的に数行後に「以上」が設定される、という感じです。他にも挨拶文では、「拝啓−敬具」「前略−草々」「謹啓−謹白」など、メジャーな書式も自動的に設定されます。1.2.3.みたいな箇条書きも、数字を入れただけで、段落が自動的に設定されます。――なお、この機能がうざいと思う方は、メニューの「ツール」→「オートコレクト」で、オン・オフ可能なので、カスタマイズしてください。けっこううざい、字下げ設定も、ここです。(^ ^;)
なお、挨拶文である「拝啓」とかを入力すると、「あいさつ文ウィザード」が起動して、「貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。」みたいな定型文書が選べるウィザードが出てくるので、使いこなすと便利です。挨拶の冒頭の言葉以外にも、起こし言葉や結び言葉まで選べますし。
知っておくと便利な入力(汎用的に使える技)
特殊な文字(ちっこい文字とか、いろいろ)を入力するときに、便利な機能があります。「Word」では、すべて「書式」→「拡張書式」で選ぶようになっています。ルビのようなものは昔っからありますが、囲い文字とか割注とか、すっごく昔のワープロソフトにはなかった機能も充実しているので、使いこなすと便利です。
※上付き文字・下付き文字など、文字飾り的な説明は別ページです。
▼ ルビ
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もじ
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もじ |
もじ
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も じ |
| 文字 | 文字 | 文字 | 文字 |
文字の上にちっこい字でふりがなをつける機能です。文字とルビの配置も、「中央揃え」「左揃え」「右揃え」と「均等割付」が二種類あって、全部で5つのパターンを指定できます。ルビのフォントとサイズをはじめ、文字全体に対してルビを振るのか、文字一文字に対してルビを振るのかなど、細かなルビに関する設定は全部ここです。
メニューの「書式」→「拡張書式」→「ルビ」 でルビ指定のためのダイアログボックスが表示されるので、そこで設定してください。単語だけでなく、漢字ごとにルビ指定できるようになっています。

※ルビ設定をすると行間隔が自動的に設定されるので、たまにまのぬけた体裁になってしまうことがあります。そういうときは、右クリックして「段落」を選び、[インデントと行間隔]のところで、[行間]で[固定値]を選択し、[間隔]で適切な行間隔のサイズを指定してください。
▼ 囲い文字
○□△◇の中に好きな文字や数字を入れるって感じです。辞書に入ってる記号だと、@とか決まったものしかありませんが、ここでは、自分の好きな文字に囲いをつけられます。外枠にあわせたり、文字サイズにあわせたりできるので、けっこう使えます。
メニューの「書式」→「拡張書式」→「囲い文字」 で指定のためのダイアログボックスが表示されるので、そこで設定してください。文字を選択したあとに選べば、既に文字がダイアログボックス内に表示されているし、何も選択していなければ、[囲い文字]の「文字」の欄に、任意の文字や数字を入れれば指定できます。
▼ 縦中横
| 約 | ←ここが、横文字 |
| 100 | |
| 人 |
縦書き文書の中に横書きを挿入したいときに使います。必ず横書きにしたい文字や数字を指定してから、縦横中の処理を実行してください。でないとエラーが出ます。
メニューの「書式」→「拡張書式」→「縦中横」 を選ぶと、プレビューされた状態が表示されるので、問題がないなら「OK」を押してください。もしレイアウトがおかしくなるようなら、[行の幅に合わせる]のチェック印を外してみるとか、いろいろいじってみてください。(^ ^;)
▼ 組み文字
一文字分のスペースに文字を組み込むやつです。ただし、6文字以内の文字数しか設定できません。
メニューの「書式」→「拡張書式」→「組み文字」 で指定のためのダイアログボックスが表示されます。文字を選択したあとに選べば、既に文字がダイアログボックス内に表示されているし、何も選択していなければ、「対象文字列」の欄に、任意の文字や数字を入れれば指定できます。文字サイズやフォントなど、組み文字に関する設定は、全部ここです。
▼ 割注
注釈を入れるときとかに便利な機能です。辞書とかでよくみる、( )内にちっこい字で書かれてる説明文みたいな感じのやつです。
メニューの「書式」→「拡張書式」→「割注」 で指定のためのダイアログボックスが表示されます。括弧の種類もいくつか選べるし、プレビュー機能もありますから、けっこう使えます。まずは、このダイアログボックスを起動させてみてください。蛇足ながら、別に文字を指定してから行うようなものじゃありません。(^ ^;) 文中に割書きしたい文章を「対象文字列」に入力して(例だと、「こんなやつだ」の部分)、[括弧で囲む]にチェック印をいれればOKです。
▼ 数式
「Word」で数式を入力するときは、数式エディタか、EQフィールドを使います。このどちらかを使わないと、数式を入力するのは辛いでしょう。(^ ^;)
数式エディタ
メニュー「挿入」→「オブジェクト」を選び、[新規作成]タブから、「Microsoft 数式 3.0」を選びます(クリックします)。数式ツールバーが表示されるので、それを使って式を挿入してください。数式を入力するときは、普通、これを使うようです。
EQ (数式) フィールド
数式エディタがセットアップされていない場合などは、フィールド コード(EQ(数式)フィールド)を使っても数式を入力できます。書式は、{EQ スイッチ}です。書式の詳細は「Wordのヘルプ」を参照ください。分数とか、括弧(複数行にまたがる括弧)など、数式といえば数式だけど、普段でもちょっと使うような特殊な入力のときには、こっちのほうが便利でしょう。
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使い方は、ちょっと二度手間なんですが、
- 日本語入力をオフにした状態で、「Ctrl」 + 「F9」で、数式を入力するための「空白フィールド」を挿入
- 空白フィールド内に、決められた書式({EQ スイッチ})を入力
ex, { EQ x =¥f(y,z) }と打つと、右にあるサンプルのような表示になります。
※なお、「Alt」 +「F9」 でフィールドの結果を表示できます。っていうか、「Alt」 +「F9」を押さないと、印刷プレビューをしない限り、入力した書式があっているのかどうかの判断がつきません。(^ ^;) もちろん、入力内容を訂正したいときは、結果が反映された状態じゃなく、{EQ スイッチ}の文法形式になっているときに訂正してください。
表示モード
よっぽど古いワープロソフトを使ってない限り、編集のためのモードがいくつか用意されています。下書き表示と印刷レイアウト表示が、よく使いますかね。一太郎の古いバージョンだと、「高速モード(下書き表示)」「精密モード(印刷レイアウト)」って感じです。
切り替えは、メニューの「表示」から選べますが、画面左下にある「文書表示ボタン」でも変更可能です。← F1ヘルプとか書いてあるすぐ上にある、4つのちっこいアイコンがそれ。
