■ パソコンは難しい? 
目に見えない怖さをなくすには、相手のことを知ろう
■ パソコンって何をする機械なの?
なんとなくイメージ的にはわかるけれど、明確に言葉にできないと思います。確かに、いろいろなアプリケーションソフトを入れれば、どんな仕事でもこなしてしまう機械でそんな感じで。でも、パソコンがしてるのは、「人間の手助け」だけで……より正確にいうなら、データの加工を手助けしてくれてるだけなんです。
いくら高度なソフトが入っていようが、それを使う私たちが「こうしよう」という目的をもって使うことによってはじめてパソコンは動き出します。パソコンが何かをするのではなく、私たちが何かをするときに手助けしてくれるのが「パソコン」という機械なのです。
■ じゃあ、何でそんなに難しく感じるのか?
原因の一つは、専門用語とスラング(*1参照)を知らないと、パソコンを使いこなせないからじゃないでしょうか。いざパソコンを使おうと、マニュアルやパソコン雑誌を見ようものなら、専門用語の嵐の上に、しかもそれらの用語は(「データを落とす」とかの言い回し、など)周知の事実として、なかなか意味を説明してくれない! だからよけいに、初心者には「とっつきにき」印象を与えているんじゃないでしょうか。……ま、使っていく上で、自然と身につくから、そんなに恐れるものでもないんですが。
原因の二つ目は、パソコンの仕組みがわからないから、さわるのが怖い……という「恐怖心」があると思います。へたにさわって、高価なパソコンが壊れるのはしのびない、という考えもわかるんですが、パソコンはけっこう丈夫です。ただし、より正確にいうなら、機械としてのパソコンはめったなことじゃ壊れないけれど、電気信号のデータやプログラムはかなり壊れやすいということです。そのことだけ気をつければ、そんなにびくびくするものでもないですよ。
*1 スラング:学生やジャーナリスト、その他職業集団などで発達した特有の語彙、表現をいう。職業や専門分野にとって必要な概念や、器具、素材、物件の名前などの特殊語彙は、厳密には「専門語」といって区別するが、広い意味では、秘密保持のために発達する「隠語」とともに「スラング」のなかに含めていうことがある。(参考文献:大江孝男・湯川恭敏著『言語学』放送大学教育振興会,1994)
結論
パソコンを難しいと思ってびくびくしながら使っていると、パソコンに使われてしまいます。「こういうふうに使いたいけど、こういうふうに使えるのかわからないから、あきらめよう」という感じに、私たちのほうが一歩引いてしまうことになりかねません。
パソコンは簡単です。そう難しくありません。確かに最初はわからないことだらけでパソコンに振り回されることもあると思いますが、その都度、ちゃんと知識を積んでいけば、すぐにパソコンを使えるようになります。「こうしたい」という私たちの興味を、パソコンが手助けしてくれる使い方ができるかどうかは、本人のやる気次第です。
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Last up : 04/02/2004
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