■ 用意しておきたいソフトと知っておきたい知識
アカウント登録完了! つまり、ホームページを開設するための必要なデータが登録されました。じゃ、次に何をすればいいのでしょうか? まず作業フォルダを作って、実際に作り始めればいいわけですが……その前に、必要なソフトや作るために知るべき知識があります。
用意すべきソフト
「作成ソフト」と「素材編集のためのソフト」があると便利です。無料でスペース提供者が独自にツールを用意してくれている場合が多いですが、インターネット接続時じゃないと使えないし、最低限の機能しか提供されていないこともあるので、ゆっくりじっくりホームページを作りたいときは、専用のソフトを手に入れたほうが無難です。
■ 作成ソフト
▼ WYSIWYG HTML エディタ(ウィジウィグ エイチ・ティ・エム・エル エディタ)
初心者向け。見たまま書けるホームページ作成ソフト。初心者はこの機能をもつソフトを手に入れるといいと思います。フリーソフトもありますが、だいたいは市販されているソフトを購入するのが一般的です。無料でダウンロードできる体験版を活用し、試しに使ってみて、自分にあったソフトを選ぶのがおすすめ。タグの知識がまったくなくても作成できるので、初心者はこれがいいと思います。
特に初心者向けとして有名なのは、「ホームページビルダー」のようですが、他にもいろいろ出ていますので、体験版を使いまくってみてください。ちなみに私は、「Dreamweaver」を使っています。
※一応、「Word」にもこの機能がついています。私はよくわからないんですが、実際「Word」を使ってホームページを作り、その上で使い方を説明してくれるサイトさんもありますので、詳しくは、そういうサイトさんで情報を調べてください。
▼ タグ挿入型HTMLエディタ
中級者向け。タグの意味がわかってれば、これで十分? 単なるテキストエディタで作るよりは、らくだと思います。比較的、フリーソフトも数多いし。タグの入力を補助してくれるエディタというところ。
▼ 単なるテキストエディタ
上級者向け。基本的には、HTML文というのは、単なるテキスト文書なので、ちゃんと文法を知っていれば、「メモ帳」のようなテキストエディタさえあれば、作成できます。エディタは軽いので、ちょっとした修正をしたいときなど、便利です。
どのタイプでも往々にしてある傾向なんですが……ソフトの出来は値段相応というか……たまに、HTML文法を無視したとんでもないタグを自動的に挿入するエディタもあります。気をつけましょう。(^ ^;)
■ 素材編集ソフト
▼ 画像関係のソフト
Windows付属の「ペイント」でも最低限のことはできますが、画像専用のソフトが一本あるととても便利です。フリーソフトでもある程度のことはできますが、機能面で市販ソフトに劣るので(特に、ファイルの容量(圧縮率)は比べ物にならない)、必要に応じて、画像専用ファイルを探してみてください。私はフリーソフトの「Pixia」と、市販ソフトの「Fireworks」を使っています。
なお、写真を加工してホームページ上で使いたいときなどは、「フォトレタッチ」系のソフトでもけっこういろいろなことができます。スキャナやデジカメを買うと、もれなくくっついてくると思うので、一度確認しておくのも手。写真の端(エッジ)をぼかしたり、フィルダーをかけたり、手軽に出来ます。
▼ 音楽関係のソフト
プロでもなければ、サンプリングする必要もないので、手軽な MIDI を使いましょう。MIDI 作成なら、フリーソフトも格安市販ソフトでも、作曲ツールはいくつかあるので、手軽に手に入ります。(本気で作曲したいなら、それなりのソフトを買ったほうがいいですが) ちょっとクセのあるソフトなので、扱いになれるまでが大変かもしれないし、中には楽譜が読めないと辛いソフトもありますが、興味があればがんばってみてください。
▼ Flash(フラッシュ)のソフト
「フラッシュ」とは、Webブラウザにプラグインを追加してはじめて再生できるアニメーションです。もちろん、アニメーションとともに効果音を流すことも可能です。マクロメディアがプラグインを配布していますし、フラッシュ作成用のソフトも出しています。初心者には敷居がめちゃくちゃ高いですが、興味があったら勉強するのもいいでしょう。
本家本元の「Flash」の他にも、フラッシュファイル(「SWF」)が作成できるソフトは、QuickTimeコンテンツも作成可能な「LiveMotion」や、お手ごろ価格の「SWiSH2」なんかが有名みたいです。
※プラグインの普及率は98%だそうです。しかし、パソコンの性能が低いパソコンでは何とか再生できても、処理が重くなることは否めません。しかし現在の大多数のユーザーでは、問題なく再生できるだけの性能を持っているマシンで、インターネットに接続している環境です。
知っておくべき知識
■ Windows の基礎知識
まず、作業フォルダを作らないといけません。フォルダを作りたいところで、右クリック→「新規作成」→フォルダで作れますが、こういう基本的なWindows操作知識が必要不可欠です。ちなみにフォルダ名は半角英数で名づけておいたほうがトラブルは少ないです。私が使っている「Dreamweaver 4」では、サイト定義をするときに日本語のフォルダ名を使うとエラーになります。(^ ^;)
あとは、インターネットの仕組みやディレクトリ構造(パス指定)などを知らないとキツイと思います。最悪、知らないでも何とかなりますが……CGI設置などを目指すのであれば、絶対知っておいてください。そのほうが、何をしているか理解できて、安心できると思います。
HTMLとCSS(スタイルシート)
「HTML(エイチ・ティー・エム・エル:HyperText Markup Language)」というのは、ホームページを作るときに必要な記号と約束ごとの集まりで、ホームページを作るためのプログラム言語の一種みたいなものです。単に< >で囲んだ記号(タグ)が羅列してあるだけなので、とっつきやすいプラグラム言語といえるでしょう。
現在、HTMLで文書構造を示し、CSSでデザイン(レイアウト)するというふうに、流れが変わってきています。HTMLもいくつかバージョンや仕様が異なり、どの仕様書に則るかで使用できるタグに違いがあります。現在の最新バージョンは、HTML 4.01 になります。これより古いものは使わないのが暗黙の了解です。仕様については、厳格なもの(HTML 4.01 Strict)、規則がゆるやかなもの(HTML 4.01 Transitinal)、フレーム使用時になどに使えるもの(HTML 4.01 Framset)、という感じで三つに分かれています。だいたいみんな、HTML 4.01 Transitinal で作っています。
▼ CSS(シー・エス・エス)
格好いいホームページを作りたいなら、「CSS(Cascading Style Sheet)」と呼ばれる「スタイルシート」を使わないと作れません。スクロールバーの色を変えたりできるのは、これです。(ただし、Internet Explorer 使用時じゃないと反映しませんが) CSSは新しい規格なので、古いブラウザには完全対応していないため、いまだに完全普及には至っていません。使用するときは、その点にご注意ください。
CSS記述の方法としては、三つ方式があります。三つ同時に記述しても大丈夫です。優先順位は、ブラウザが後から読み込んだ順になり、リンク→ヘッダ→インラインの順になるそうです。
- インライン方式:そのタグだけに対応させる。タグに直接「style」で書き込む形。<body>内に直接CSSを書き込む。
- ヘッダ方式:そのHTML文書内すべてに適応させる。<head>内に直接CSSを書き込む形。
- リンク方式:複数のHTML文書に適応させる。CSSファイルを別に作って、それを共通的に読み込ませる。
※参考サイト
- 初心者でもわかりやすい、文法やリファレンス:とほほのWWW入門
- 中上級者はこっちを確認、本家本元仕様書:HTML 4.01 Specification (ja)
- HTML文法チェッカー(英語サイト):W3C HTML Validation Service
- CSS文法チェッカー:W3C CSS 検証サービス
▼ 画像や音素材との関係
ホームページに絵や音楽などを入れたいときは、その素材ファイルを用意し、そのファイルを「指定(リンクですね)」して、表示(再生)させることになります。ワープロみたいに、絵と文章がおんなじところにあって一つのファイルとして保存するんじゃなく、文章は文章、絵は絵、音楽は音楽って、別々のファイルになってることを理解しましょう。なお、指定するときは、基本的に「相対パス(ファイルを指定する方法が、そのファイルのある場所が起点)」を用いることが多いです。
音を鳴らしたいとき、アニメーションを表示したいとき(フラッシュとかで)などは、基本的にプラグインが必要です。動画を再生したいときも然り。BMGを流すとか、フラッシュを再生するくらいなら、それなりの作成ソフトを買っていれば、タグの知識がなくても何とかなりますが、フリーソフトなどを使っているときは、がんばってタグの勉強をしてください。<object> <embed> タグの使い方を知ると、再生することが可能です。
――あと、動画再生などの、ストリーミングなどは、いろいろ面倒なので、初心者は手を出さない方がいいです。手を出したいときは、それなりに覚悟を決めて勉強してください。(^ ^;) 私は、面倒なので、説明する気ないです。
▼ ファイル名
ファイル名をつけるときは、大文字・小文字を区別して考えた上で、半角英数文字のみを使ってください。記号は、「-(ハイフン)」「_(アンダーバー)」以外は使わないほうが無難です。もちろん、スペースを含んだファイル名とか、2バイト文字(日本語)を含んだファイル名は使わないでください。エラーになります。「.html」か「.htm」という拡張子をつけてくれればOKです。
ファイル名は基本的に好きにつけていいですが、トップページ(表紙になるようなページ)だけは、「index.html」もしくは「index.htm」にしておいたほうが無難です。ホームページスペースによっては、このファイル名じゃないとダメだというところもありますので。ちなみにこう名づけると、URLの最後がディレクトリで終わってる場合に、自動的に index.html を探してくれるから便利です。
※基本的に、「.html」でも「.htm」でも、かわらないそうです。特別に意味の違いはないってこと。本来は、「.html」なんですけど、Windows 3.1あたりだと、3文字の拡張子しか使えないから、「.htm」になったようだし……。ただ、混在して使うとエラーが出ることがあるって聞いたこともある。(^ ^;) 私、使ってるけどね。ちょっと噂の域は出ないかな、この話しは。
ホームページのパワーアップ
無料素材というものが、インターネット上ではたくさん流れています。(「流れている」=たくさん存在している、という意味のスラングです) そういうものを使えるようになると、すごいホームページが作れるようになります。是非、使ってみましょう。詳しくは、「素材の使用について」など、関連するページをご覧ください。
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Last up : 09/30/2004
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