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■ セルって何? 作成に必要な知識 印刷する?

ブックとセルとシート

 表計算ソフトがちょっととっつきにくいのは、セルとかシートとか、そういう概念を理解しないといけないからです。覚えてしまえば、そうわかりにくいものじゃないですけどね。  「Excel」では、ワープロとは違って、聞きなれない用語を使います。よく使う用語なので、何が何を意味しているか覚えておくといいでしょう。

■ ブック

 作業を行ったり、結果を保存するファイルのことを「ブック」といいます。ワープロなら文書ファイルと呼んでいるんですが、表計算の場合はカタカナ語なので、最初はピンとこないかもしれませんが、この呼び方になれてください。(笑)

 各ブックには、複数のシート(ワークシート)が登録できます。デフォルト(初期値)では、三つのシートが表示されていますが、任意に増やしたり減らしたりできます。

■ ワークシート

 実際に作業を行うところです。データを入力して、数式を入力して、結果を表示したり……仕事(ワーク)のメインとなる集計用紙(シート)って感じです。ワークシートの切り替えは、画面左下の「Sheet1」「Sheet2」「Sheet3」のタブをクリックすることで可能です。もちろん、複数のワークシートを使い、そのデータを相互に利用した複雑な計算もできます。そのデータをもとにグラフを作成したりもできるし、とにかく、作業のメインとなるべき画面といえるでしょう。

 ▼ ワークシートのカスタマイズ

 シート名は任意に変更可能です。例えば、「Sheet1」のシート名を変えたいときは、画面左下の「Sheet1」タブにマウスをあわせ右クリック→「名前の変更」を選び、任意に名前を入力すればOKです。

 シートの挿入・削除も同じく、シートタブにマウスをあわせ右クリック→「挿入」/「削除」で可能です。もちろん、メニューからでも選べます。「挿入」→「ワークシート」で挿入が、「編集」→「シートの削除」で削除が可能です。挿入は、「Shift」+「F11」でもOK。

 シート内容をそのまま移動したいときは、右クリック→「移動またはコピー」を選び、挿入先を選んでください。コピーの場合は、右クリック→「移動またはコピー」を選び、挿入先(コピー先)を選ぶと同時に、[コピーを作成する]にチェック印を入れてください。メニューからは、「編集」→「移動またはコピー」を選べばOKです。

エクセルの画面。縦横で区切られている。

■ セル

 ワークシート内(表)の一つ一つの升目のことを「セル」といいます。セルを単位に、データを入力したり、計算式を入力したりします。縦列をアルファベットで、横列を数字であわらし、そのセルの位置を決定しています。「A1」といえば、縦がA列、横が1列目のセルという意味です。をクリックしてください。

 画面左上のツールアイコンの下にある「名前ボックス」に、セルの位置(A1みたいに表示)が表示されるので、それをもとに計算式を入れてください。ちなみに、セルに入力できる状態――作業するためのセルを選ぶ(名前ボックスにセルの位置が表示されている状態)を「アクティブにする」と呼びます。

保護機能

 ブックやシート単位で、保護機能の有効・無効の設定が可能です。例えば、凝りに凝った難解シートを、他の誰かがいじって計算式をめちゃくちゃにされた……なんてことがあったら、泣くに泣けません。表計算ソフトの性格上、一度計算式を入れてしまえば、あとはデータの入力値だけ異なるだけで同じシートを使うことが多いです。そういう場合は、シートの保護を有効にして、自分以外の人が数式をいじれなくするのが常套手段です。

 保護機能は、「ツール」から呼び出せます。シートの保護(保護対象:「データ」「オブジェクト」「シナリオ」)、ブックの保護(保護対象:「シート構成」「ウィンドウ」)、ブックの保護と共有と……保護や共有に関する設定はここで行います。この機能を使うときは、あらかじめ、データ入力セルに「ロック解除」設定をしておかないと、データ入力を受け付けなくなったりするので、使うときは気をつけてください。

セルの書式設定で、ロック指定をする

 Ex, シートを保護(シート保護がよく使う)

  1. ロック解除設定:データ入力セルで右クリック→「セルの書式設定」→「保護」で[ロック]の項目のチェック印を外す。(範囲指定したあとで、右クリ行くすれば、いっぺんに属性を変更可能)
  2. 保護有効設定:メニューの「ツール」→「保護」→「シートの保護」を選び「OK」を押す 

シートの保護の呼び出し方

 ※保護対象を「データ」「オブジェクト」「シナリオ」のレベルで詳細設定可能です。(三つの違いがわからなければ、無視しちゃってください。害はありません。(^ ^;)  三つチェックが入ってても) パスワードも指定できます。パスワードを入力しなければ、無視されます。つまり、保護対象を細かく設定しないし、パスワードも設定しないなら、2.の手続きで[シート保護]の画面になったら、何も考えず「OK」を押しちゃってください。

列と行

 ワークシート内の縦(列)と横(行)は、任意に変更可能です。列や行の幅、列や行の桁数も任意に変えられますし、コピーや移動、削除も自由自在です。

行や列の、挿入・削除は、右クリックでメニューを出して選ぶ■ 挿入

 行や列を挿入したい位置を選択して(行番号・列番号部分を範囲指定)右クリック→「挿入」を選ぶ。プルダンメニューだと、「挿入」→「行」や、「挿入」→「列」でも同じことができる。範囲指定した桁数だけ、行や列を挿入できる。マウスでドラッグしたり、「Shift」+「カーソルキー」で範囲指定してください。

■ 削除

 削除したい行や列(の行番号・列番号)を選択して(行や列が反転している状態で)右クリック→「削除」を選ぶ。プルダンメニューだと、「編集」→「削除」となる。範囲指定した部分をすべて削除できる。マウスでドラッグしたり、「Shift」+「カーソルキー」で範囲指定してください。

■ 移動

 これは、行や列ごとでもいいし、セル内の任意の範囲でもいいんですが、範囲指定後、右クリック→「削除」→(カーソルを移動先に持っていって)→「貼り付け」が妥当でしょう。

 なお、列(アルファベット表記の縦列ね)の幅を変えている状態で、すべて移動したい場合(つまり、列幅変更した状態)、列番号部分を指定して、「切り取り」→「貼り付け」を行ってください。列指定しないと、列幅の情報まで一緒に移動しません。気をつけましょう。(^ ^;)

■ コピー

 移動とほぼ同じ。「削除」→「貼り付け」部分を、「コピー」→「貼り付け」と読み替えてください。なお、コピーの場合でよく使うのは、セルのデータだけをコピーする場合です。行や列ごとのコピーも多いと思いますが、セル内のデータだけコピーしたい場合も多いと思います。(特に、罫線とか文字飾りの設定を無視って感じで) その場合は、「貼り付け」ではなく、「形式を選択して貼り付け」を選び、どの部分の設定が必要なのかを確認してから実行してください。私はよく「罫線を除くすべて」を使っています。メニューにも、「編集」→「形式おw選択して貼り付け」があるので、マウスがぶっ壊れたときにでもお使いください。

移動したい行や列(の行番号・列番号)を選択して(行や列が反転している状態で)右クリック→「削除」を選ぶ。プルダンメニューだと、「編集」→「削除」となる。範囲指定した部分をすべて削除できる。マウスでドラッグしたり、「Shift」+「カーソルキー」で範囲指定してください。

幅・高さの変更

 ▼ 行の高さ

 行の高さの変更は、行番号の数字の下のほうにカーソルを合わせると、マウスカーソルが「両端矢印に横線が引かれた」状態になります。この状態になったら、好きな幅にドラッグしてください。ドラッグで感覚的に幅を決めるのではなく、数値できちっと決めたい場合は、行番号を指定して(行が反転している状態)右クリック→「行の高さ」を選択し、数値を入力してください。もちろん、メニューの「書式」→「行」→「高さ」でも、呼び出せます。

 高さの変更は、カーソルを行番号にもっていって一行単位で指定してもいいし、マウスや「Shift」+カーソルで範囲してしたあとで、行番号の下部分にカーソルを合わせて変更すると、選択した範囲すべてに、行の高さを指定できます。なお、変更した高さを元に戻したいときは、メニューの「書式」→「行」→「自動調整」を選んでください。

 ▼ 列の幅

 列幅の変更は、列番号の数字の右のほうにカーソルを合わせると、マウスカーソルが「両端矢印に横線が引かれた」状態になります。この状態になったら、好きな幅にドラッグしてください。ドラッグで感覚的に幅を決めるのではなく、数値できちっと決めたい場合は、列番号を指定して(列が反転している状態)右クリック→「列の幅」を選択し、数値を入力してください。もちろん、メニューの「書式」→「列」→「幅」でも、呼び出せます。

 幅の変更は、カーソルを列番号にもっていって一行単位で指定してもいいし、マウスや「Shift」+カーソルで範囲してしたあとで、列番号の右部分にカーソルを合わせて変更すると、選択した範囲すべてに、列の幅が指定できます。なお、変更した幅を元に戻したいときは、メニューの「書式」→「列」→「自動調整」を選んでください。

行列の固定

 一番はじめのデータにカーソルを起きます(列行の固定をしたい=項目を固定して、データ部分だけスクロールしたいということなので、縦横の項目部分を抜かした、一番左上の最初のデータ部分からスクロールを開始が多いと思う)。メニュー「ウィンドウ」→「ウィンドウ枠の固定」を選べば、固定できます。

固定位置は、カーソルの場所で指定

 固定の解除は、同じく、「ウィンドウ」→「ウィンドウ枠固定の解除」を行えばOKです。


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Last up : 03/26/2004
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