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■ インターネットの接続方法について

インターネットへの接続とは?

 インターネットに接続するといっても、その接続方法には種類があって、速さ・料金・安定性などに違いがあります。一番、自分にあった接続を選びましょうね! ここでは、大雑把な枠組みだけご紹介します。

 大雑把にいうと、従来からあった「ナローバンド」と呼ばれる低速接続と、いま噂の「ブロードバンド」と呼ばれる高速接続ですが――どれが自分にあった接続かを決めるには、それぞれの特徴を知る必要があります。 (これからはじめるならブロードバンドを選ばないと、思うようにインターネットを使えないのは事実ですね。)

私が勝手に考えた、目安の表

 私が勝手に考えた目安ですが、このように、接続の速度と料金(つまり、どんな回線を使っているか)により、接続の方法には、いくつか種類があります。

■ ベストエフォート(best effort)型サービスって?  

 「提示してる通信速度やサービスは保証できないけど、極力それに近づくように努力する」サービスと思ってください。理論としては最大速度が出るはずなんだけど、利用環境によってはそこまでの速度がでないのが現実です。あくまで、うたい文句の速度は理論値であり、実際のスピードじゃないことだけは肝に銘じておきましょう。でないと詐欺に遭った気分になります。(^ ^;)

 ネット上で実速度の平均値の情報を見てみたら、ADSLは 1.5Mサービス 900kbps・8Mサービス 2.7Mbps、CATVは 3.1Mbps、FTTHは 19.4Mbps(ただし、集合住宅ユーザーが含まれているので、100Mサービスなら、実際はもっと速いと思われる) あたりが相場のようです。平均値なので、回線の状態によって、実速度の分布に差が出るので、あくまで参考値としてみてください。

 ――遂に公正取引委員会から、通信速度表記について改善要求を受けてました。最大通信速度が保証されてないのに、いかにもその速度が出そうなあおり文句は問題があるだろうと。やっと指摘したのかいって感じですが、ほんと、最大通信速度に近い速度なんて、そうそう出るもんじゃありません。鵜呑みにしないでくださいね!

ナローバンド(Narrowband)

 「狭帯域」という意味の英語で、送受信できるデータ量が少ないためにダウンロードに「いらいらする」速度が、これです。動画や音声などのデータは、ブロードバンドに変えてからダウンロードしたほうが無難です。そもそもインターネットは文字からはじまったようですが、時代は文字から動画や音声の時代に移りつつあります。もう、ナローバンドの接続では、対応できないんですよね、正直。

一般加入電話 (アナログ回線:ダイヤルアップ接続)

 いわゆる、家にある電話を使って接続するということ。初期費用はほとんどゼロで、家にある電話回線をすぽっと抜いて、それをパソコンにつなげばOKという手軽さです。が、送受信とも、最高スピードで、56Kbapsですから、スピードを求めてはいけません。(^ ^;)

ISDN(デジタル回線)

 一昔前にかなり脚光をあびた接続でした。電話で接続するよりは、気持ち送受信が速くなりますが、それ以上に意味があったのは、電話回線を二回線同時に使えるという特性です。それに定額というのも魅力の一つ。時間を気にせずインターネットに接続できる、初期の頃の接続の代表です。ADSLとちがって利用者を選ばないので、手軽な定額サービスといえます。

ブロードバンド(Broadband)

 「広帯域」という意味の英語で、「たくさんのデータを送受信できる」といった意味。今現在、かなりのスピードでこの方法による接続にかわってきていて、ダウンロードが「あっ!」という間にできる速度が、これです。動画や音声などのデータは、これじゃないとダウンロードなんかできませんね、正直。最近は、プロバイダのホームページにブロードバンド専用のページなんかが作られているし、何かと話題独占です。

 一般的には、速さが「1Mbps」以上になると、ブロードバンドになるようです。また、「10Mbps」未満の通信を「高速」、それ以上の通信を「超高速」と分類しています。

ADSL  

 サービスエリアに入っていれば、一番手軽な接続です。大掛かりな工事もないし、月々の料金もお手軽。速度もそこそこでるし。でも、技術の特性上、送信スピードが遅いですが。(^ ^;) ……ま、ホームページを見る=必要なファイルをダウンロードする、ということなので、下り(受信)の速度が速いので、普段使いに不便はまったくありません。

 ネックは、利用者を選ぶという点(住んでる場所・建物・光ファイバーの敷設状況、など)と、これまた技術の特性上、ノイズに弱く、通信が不安定になることがあるということでしょうか。

CATV  

 ケーブルテレビの専用回線の隙間を利用します。わりと高速で回線の質も基本的に悪くないそうですが……大掛かりな工事が必要なので、今ひとつADSL人気の影に隠れてしまっています。ケーブルテレビによって、提供する送受信の速度にばらつきがありますので、ご自宅で使えるところの情報を参照ください。

無線  

 ふつう、マンションやアパートだと、プランによって希望のものが選べないことが多いんですが、無線の場合は、その制限がありません。小さなアンテナが置ければOKですから。でも、提供範囲がかなり狭いから奇跡的にエリアに入っていない限り、選べませんけど。(^ ^;) ADSLとちがって、送受信ともに速度は一緒。1.5Mbps になります。無線を使って光ファイバーに接続するから、高品質なのは確かですね。

FTTH(光ファイバー)

 光ファイバーを使った接続なので高速です。送受信ともに、10Mbps/100Mbpsですから。映画のダウンロードなど、そのスピード生かした使い方ができますね。ブロードバンドの本命といったところでしょうか。対象地域の狭さをはじめ、料金面や手軽さなどで、ADSLに押され気味でしたが、最近、かなり急速に普及してきました。もちろん、今後の将来性No.1は光です。

無線LAN・ホットスポット

 ナローバンド・ブロードバンドは通信速度のお話しです。ついでに、最近よく耳にする用語もここで一緒に説明しておくことにします。それは、無線LANやホットスポットと呼ばれる、通信のもう一つの形についてです。無線LANの場合は、家庭内LANと外出先でのインターネット接続という二つの意味付けがあります。

■ 家庭内LAN

 パソコンが普及し、一家に一台ではなく複数台あるのも当たり前になってきました。どのパソコンからもインターネットに出られるように設定するには、今だと「ブロードバンドルーター」と呼ばれるルーターを間にかませるのが一般的です。ルーターとパソコンの接続の形に二つやり方があって、一つが有線、一つが無線――文字通り、線を使ってつなげるかつなげないかの違いになります。

 電話のモジュラージャックが一階で、パソコンが一階にも二階にもあるという場合、有線の場合だとそれぞれのパソコンを線でつなげる必要があります。配線は一階二階にはりめぐらされ、もうごちゃごちゃです。こういうときに便利なのが無線LAN方式で、電波を飛ばしてやりとりするので、基本的パソコンとルーターをつなぐ配線が必要ありません。配線はすっきりです。自宅のどこでも配線なしでインターネット可能です。いわゆる、ワイヤレスって感じですね。

 ▼ 無線LAN(むせんラン)/wireless LAN(ワイヤレスラン)

 無線でやりとりするLANのことで、ほとんどの場合、Ethernet 規格の一部である「IEEE 802.11b」規格のことを指しています。最近普及してきたので、まだちょっと割高ですが将来性は高いと思います。ただ有線に比べて伝送速度が遅いです。有線は100Mbpsの100BASE-TX規格が主流ですが、無線だと11Mbps程度(IEEE 802.11bの場合。実質速度は5Mbps程度)で、しかも無線のためか電波干渉の問題があって、通信エラーも発生しやすい上セキュリティも甘いという欠点もあります。でも、配線いらずのすっきりさは捨てがたいです。ちなみに、「IEEE 802.11b 規格」は、2.4GHz帯の無線で、約11Mbps程の速度の通信を行う仕様です。

 なお、無線LAN使用の場合は、ルーター側が無線LAN仕様で、かつ、パソコン側も無線LAN仕様じゃないといけません。古いパソコンだと無線LANじゃないので(比較的新しいノートパソコンや持ち運びを目的とするモバイルノートは無線LAN仕様だが、そうじゃないパソコンは無線LAN仕様じゃないと思う)、別途、「無線LANカード(アダプタ)」などをご購入ください。

■ ホットスポット(hot spot)

 もともとは、「マウスが実際に指し示す範囲」とか、そういう範囲を指す言葉として使われていましたが(マウス関連用語だった)、最近は完全に「外出先で無線LANが使える範囲」を示す言葉になりました。公共施設をはじめ駅構内や喫茶店などで、無線LANやBluetooth(ブルートゥース:携帯情報機器向けの無線通信技術。今のところ、2.45GHz帯の電波を利用して、1Mbpsの速度で通信を行う)などのアクセスポイントを設置して、無線でのインターネット接続サービスを提供しています。ISPが商用サービスとして提供したり、お店側が利用客用に無料の付加価値としてサービスする場合と、提供形態もさまざまです。

 ※外出先でインターネットに出るために必要な情報は、こちらの参照URLのサイトがおすすめです。

  ……ま、ホットスポット自体がまだまだ、本格稼動してないですけどね。(^ ^;)  アクセス可能なエリアも少ないし。提供会社が相互に乗り入れでもしない限り、本格普及はまだとみた。ホットスポットや無線LANという言葉自体は普及したけど、それを利用すること自体は、まだまだ本格稼動してませんからね。 


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Last up : 03/27/2004
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