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■ イーサネット接続について

 今うわさのブロードバンド接続を選ぶと、もれなく「イーサネット接続」となります。(^ ^;)  ということで、これが何であるか知っていると、何かと便利です。

インターネットへの接続に必要な設定って?

 ADSLをはじめ、多くのブロードバンド接続は、イーサネット(LAN)接続で、パソコンと必要な通信機器(モデムとか)を接続します。ADSLの初期は 1.5M接続時に「USB」接続を使用したものもありましたが、今では、イーサネット接続が標準です。CATV・無線・FTTH・そしてADSLと、ほぼ100%LAN接続するので、最新のパソコンだと、イーサネット用のLANポートが標準装備されています。

 もし、LANポートがないパソコンをお使いの場合は、LAN接続のためのポート(10BASE-T/100BASE-TX)を増強する必要があります。基本的に、通信に必要なものはレンタルすることになりますから、自分で用意しておく必要があるのはLAN接続のためのものだけです。

必要機器の増強情報
10BASE-T/100BASE-TX
搭載パソコン
レンタルした機器に、LANケーブルがくっついてれば、
新たに購入するものはない。
10BASE-T/100BASE-TX
未搭載パソコン
購入 「LAN(10Base-T/100BASE-TX Ethernet)カード or ボード」
「LANケーブル(ストレート)」

 ※LANカード・ボードを買っても、ケーブルはくっついてこないので「LANケーブル」を買ってください。ただ、業者によっては、LANケーブルまで貸してくれるところがあるので、確かめてから買ったほうがいいですよ。種類としては「ストレート」と「クロスケーブル」がありますが、「ストレート」を買ってください。蛇足ながら、「クロスケーブル」は、2台のパソコンを直接つないでデータを交換するときに使うケーブルで、特殊な場合に使うケーブルなんです。

■ デスクトップとノート型パソコン  

 デスクトップパソコンの場合は、LANカードでもLANボードでも、お好きなほうをお使いください。料金的には、若干LANボードのほうが安いかな。千円以下のボードありましたから。(^ ^;)  LANカードは「PCスロット」 、LANボードは「PCIスロット」で接続しますので、ご自分のパソコンでそのスロットが空いているか確認してくださいね! ノート型パソコンの場合は、LANカードで接続です。

■ 10Base-T/100BASE-TX  

 速さが「10M以下」の接続を選んだ場合は「10Base-T」 に対応していればOKです。「10M以上」 の場合は「100BASE-TX」 に対応していなければなりません。 「10Base-T」 だけに対応しているのはかなり安くなってますが、将来のことを考えるなら、両方に対応している「10Base-T/100BASE-TX」 を買うことをお勧めします。

LANカード(ボード)の設定

  LAN接続をするので、この周辺機器を使えるように設定する必要があります。別途LANカード(ボード)を買ってきた場合は、マニュアルに沿って必要なドライバを組み込み、パソコンで使えるようにしておいてください。 難しくはないので初心者でも大丈夫です。 「コントロールパネル」→「ネットワーク」のところで、追加したLANカード(ボード)が見えてれば無事設定できています。

 この設定が終わってないと、Ethernet(イーサネット)の設定ができないので、さっさと設定しちゃいましょう。(^ ^;) ここの、「TCP/IP->(LANカードの名前)」のプロパティで、いろいろ設定することになりますからね。

Ethernet(イーサネット)とは?

 コンピュータネットワーク(LAN)を組むとき、パソコンなどの機器を相互接続するために使われている方式(規格)のこと。今一番普及しているのが10BASE-Tというやつで、他にもいろいろ種類はあるみたい。最近、データの転送速度が遅いという状況も出てきて、10BASEの10倍も速い100BASE-TXという方式も普及してきています。

 名前がインターネットに似ているけど、インターネットは、世界中のコンピュータが接続された状況であるのに対して、イーサネットは同じ場所にあるコンピュータ同士を接続するための技術、というのが根本的な違い。でも、実際にはイーサネットで組まれたLANが、インターネットの一部になっていることもあるわけで、まったく関係ないとは言い切れないですね。

■ イーサネットの設定

 どの業者の、どの接続を選んだかで、ここの設定が簡単か難解かが決まります。私の経験ですが、ADSL接続をするときに、「コントロールパネル」にある「ネットワーク」で、いろいろごちゃごちゃと設定したときもあれば、ほとんど何も設定しないで使えたときと、対照的な二パターンでした。今は、プロバイダ側が用意したCD-ROMに全部お任せしちゃえば設定できちゃうことが多いので、簡単ですけどね。

 どっちに転んでも、ここの設定をするときは、教えられたとおりに設定すればいいから初心者でも何とかなります。 ADSLに限らず、LAN接続するときは、同じ項目で設定してるんで、基本的な項目の意味を知っていると何かと便利です。

IPアドレス(アイピーアドレス)

 インターネットに接続されたコンピュータを識別するための数字で、郵便でいうところの住所ですね。住所がないと、郵便物は届きません。世界中どこでも郵便物が届けるには、決められた方式で宛名の住所を書く必要がある。早い話し住所がなければ、「ここ」だと決められない。それと同じ。世界中に広がるインターネットの上での、そのパソコンの住所……認識番号といったところ。

 インターネットに専用線接続されているコンピュータには、特定のIPアドレス(番号)が割り振られて、一般の電話回線(アナログ回線)やISDNを使ってダイヤルアップ接続している場合は、接続のたびに自動的に仮のIPアドレスが決められるので気にする必要はないそうです。

 現在はIPv4という方式が普及しているけど、最近はIPv6という新しいバージョンも使われはじめているとのこと。IPv6は、本格的な普及はまだだけど、今後どんどんその活躍の場を広げることでしょう。ホームページを見ているとき気をつけていると、ブラウザーのURL表示枠や一番下の部分に表示される数字の羅列がIPアドレスなんです。IPv4だと、ピリオド(.)で4つに区切られた数字になっていますので、一度みてみてください。

 ▼ IPv4 と IPv6(アイピーブイシックス)  

 IPとは、「Internet Protocol」 の略。v が「バージョン」の意味で、インターネットの約束事のバージョン4とバージョン6みたいな感じです。インターネットっていうのは、データを送受信するためのものだから、スペルを見ると、意味がつかみやすいかな。

 IPv4とv6の違いは、その数。IPアドレスとして使える数が、v4では、32ビットなので約43億。すごく多いような感じだけど、インターネットが爆発的に普及した今、43億では足りなくなってきました。世界唯一の数ということで重複して使えないし、それに実際問題、個別認識のために使えるIPアドレスは、上位ビットはネットワークの認識用で、下位ビットがホストの認識用に分かれるから、使える数は43億より少なくなるみたいだし。よく「クラス」って言われてるのが、ここらへんの話しみたいですね。(IPアドレスのクラスと意味については、「F&Yホームページ」の 〜IPアドレスについて〜 を参照しました。詳しく知りたいかたは、こちらを参照ください。)  で、v6の登場です。これは、128ビットなので、43億の4乗の数が使えるようになり(34の後に、0が37個も続く数)、当分、数が足りなくなることはないだろうっていわれてるようです。他にも、v6だと、データを暗号化して送れるから安全性が高まるとか、優れた点が多いようです。とはいえ、やっと試験的に実用化って感じみたいですね。(^ ^;)

<補足(ビットって何?)>

 IPv4を例にとって説明すると、IPアドレスは、8ビットずつ分けて扱うので、ピリオド(.)で区切られた数字も、8ビットで表示できる、0〜255の間の数字になるわけです。二進数で8桁の数字を考えると、「00000000」は「0」、「00000001」が「1」となり、次は桁上がりが起こるので、「00000010」という表記で「2」をあらわすことになります。これを以下続けていくと、「11111111」で、「255」を表すというふうになります。最初に0の表記があるので、これで、256種類の数が作れます。で、8ビットに分けられた区切りがそれぞれ256種類の数値を扱えるので、v4では(区切りが全部で4つなので)、256×256×256×256= 4,294,967,296。約43億通りの数字が使えるというわけ。v6だと、莫大な数を使うことができるのは、もうおわかりですね?

グローバルアドレス と プライベートアドレス

 区別しなくちゃいけないような状況にあるコンピュータには、それぞれ認識用の番号が振られていて、その番号がIPアドレスなんです。区別しなくちゃいけない状況には二つあって、一つがインターネットに直接接続されている、もう一つがLAN接続されているって感じ。とにかく、他のコンピュータとつながっているものは、何らかの方法で区別しないとそのマシンを特定できないから、区別する必要があるのはわかりますよね?

 ▼ グローバルアドレス

 で、インターネットに直接接続する場合は、世界中で唯一の番号をつけないといけないわけで、その番号を、インターネット管理団体に申請して割り当ててもらう必要があります。こうして取得したIPアドレスが、「グローバルアドレス」なんです。世界中が一つにつながるのがインターネットなので、唯一の番号じゃないといけないのは理解できますよね。

 ▼ プライベートアドレス

 これに対して、LAN接続では、システム管理者が各コンピュータに自由にIPアドレスを割り振ることができます。ようは、内部だけで通用すればいいわけだから。で、こういう内部だけで通用するIPアドレスを、「プライベートアドレス」というわけです。

 といっても本当に好き勝手に割り付けると、インターネットに接続するときに不都合が起きるので、一応、プライベートアドレスとして使っていい数字が決められているそうですよ。実際に、LAN接続されているコンピュータからインターネットを利用するときは、「プライベートアドレス」を「グローバルアドレス」に変換してあげる必要があり、「NAT(ナット:Network Address Translation)」とか「IPマスカレード」という技術があるそうです。こうした機能は、ルーターに組み込まれていることが多いとのこと。だから、ルーター接続のとき、「NAT 未対応のソフトは利用できないかもしれない」なんて注意書きが書いてあったりするんですね。

 【NAT / IPマスカレード について】  

 どちらも、LANに接続されたパソコンからインターネットを利用するときに使われる技術なんですが、どこがちがっているかというと、アドレスの対応の仕方。

 「NAT」 の場合は、ひとつのプライベートアドレスに対して、ひとつのグローバルアドレスが対応。そのため、個人で数台のパソコンをつないでLANを組んでいると不都合が起きるんです。どのパソコンからもダイヤルアップ接続でインターネットを使いたいって思いますよね? でも、プロバイダーとの契約はひとつ……。つまり、「NAT」だと同時に複数のパソコンからインターネットを利用することができないんです。

 その点、「IPマスカレード」だと、ダイヤルアップ接続の契約ひとつでも、複数のパソコンから同時にインターネットを利用できるので、便利です。最近のISDN用ダイヤルアップ・ルーターは、ほとんどがこの機能に対応しているそうだし。(「用語解説&Tips」CNET Japan IPマスカレードの項を参照)


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Last up : 03/27/2004
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