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■ インターネットについて

インターネット(Internet)って何?

 インターネットという「何か大きな実態」があって、それを動かす団体がいて……みたいなものじゃなく、同じ約束(プロトコル)に沿って通信すれば、やりとりが可能になるよっていう「仕組み」の上で可能となったネットワークの呼び名――つまり、世界中のコンピュータをつなぐ通信網の総称です。そういうものなので、当然、誰のものでもなく、誰でも無料で使えるってわけです。

 ※似た言葉に「イントラネット」というのがあります。これは、インターネットの仕組みを使って社内システムを構築したって感じのノリです。同じ仕組みを使っていても、インターネットは開放的なネット・イントラネットは社内だけの閉鎖的なネットと……その使い方は正反対です。「エクストラネット」という、イントラネットの発展系(利用範囲が、グループ会社・関連会社とかまで広がったもの)もあるそうです。

■ WWW(World Wide Web:ワールドワイドウェッブ)  

 ほとんどインターネットの別名と思われてるほどメジャーなものがこれで、「Web(ウェッブ)」、「スリーダブリュ」、「ダブリュダブリュダブリュ」とも呼ばれたりします。簡単にいうと、ホームページなどを見るための仕組みというか「ドキュメントシステム」なんですが――その実態は、

 「WWW というのは、世界中に設置されている WWW サーバ(HTTPサーバ)に、世界中のユーザーが、原則自由にアクセスし、そこにある情報を入手することのできる、大規模な文書公開システムのようなものです。 」

 という、「PC説教講座」さんの説明がすべてを表していると思います。ただ注意してほしいのは、インターネット=WWWじゃないということ。WWWは、あくまでインターネットの一つのサービスにしかすぎません。

インターネットに必要なものは?

 必要な機械をそろえインターネットを使うよっていう手続きをしてきちんと利用料金を払い専用のソフトを使えば、インターネットが使えるようになります。

 プロバイダ(ISP:接続業者)

 インターネットにつなげるには、その仲立ちをする「プロバイダ」と呼ばれる接続業者が必要で、そのために、インターネット自体が無料でも(なにせ、会社が運営しているようなものじゃなく、単なる仕組みですから、お金なんてかかるはずない (^ ^;))、プロバイダ料金というものが必要になってきます。 よく、「ISP(アイエスピー)」という略語で書かれていますが、「Internet Services Provider」の略です。

機械をそろえる 必要な手続き

■ プロバイダとの契約(サインアップ)  

 プロバイダ(接続業者)ごとに、料金プランやサービスが異なるので、自分にあったプロバイダと契約してください。

 契約とは、まず「登録」する必要があり、その登録手続きが「サインアップ」というものです。自分の名前、住所、電話番号、支払い方法(クレジットカードの番号)など、必要な情報を登録します。この段階で、仮の ID がもらえ、ついでにメール・アドレスももらえます。無事「登録」が完了すると、数日後に正式な ID とパスワードが送られてくるはずです。これが送られてこないなら、完全にプロバイダの「登録」が行われていないことを示しています。

 ▼ サインアップの方法

 パソコンを購入すると、たぶんデスクトップ(起動したあとのメインの画面のこと)に、「インターネットをはじめよう」みたいなものがあるので、それを選んで指示通りに従って下さい。そうすると、プロバイダとのサインアップも、通信に必要なダイヤルセットアップ等の設定も、自動的に行われるはずです。ADSLなどのブロードバンドを選択すると、ちょっと面倒な設定があるかもしれませんが、初心者でも何とかなるでしょう。(^ ^;)

 ほかにも、電気屋さんとかに「インターネットに接続できる」みたいな CD-ROM は置いてありますので(無料)、それを使って設定することもできます。中には、オンラインでのサインアップに自信がない人用に、封書で送れるものもありますので利用するのもいいでしょう。

 利用料金

 インターネットに接続した時間に応じて支払う「プロバイダ料金」と、自宅からプロバイダまでの電話料金が最低限必要ですが……最近主流のADSLや光ファイバーの「常時接続」は、全部ひっくるめて定額制が多いですね。ダイヤルアップ接続だと、普通に電話をかけるときと同じで、NTT収容局の中で電話交換機を通るので、通話料金が発生します。でも、ADSLだと電話交換機を経由しないので(ADSL交換機を経由する)お金は発生しません。このように、どの接続にするかで仕組みが異なるので、利用料金にかかる費用もかわってきます。

 とにかく、プロバイダにさえつながれば、その先はインターネット世界なので、無料の世界が広がり、外国のホームページをみたり、外国に電子メールを送っても、お金は発生しません。もちろん「ここから有料ですよ」と書いてあったら、それはお金がかかります。インターネットという仕組みを使ってるだけで、商売をやってる人もいるわけですし。

 専用のソフト(WWWブラウザソフト)

 代表的なのは、「Internet Explorer」と「Netscape」の二つがあります。無料で提供されているし、今のパソコンなら、買ったらすでにインストールされているので、ご心配なく。古いパソコンを使ってる場合は、ダウンロードするか、電気屋さんなどに置いてあるプロバイダの CD-ROM に添付されているので、入手ください。ちなみに「ブラウザ」とは、ずばり「インタネットやホームページをみるためのソフト」という意味です。

インターネットの仕組み

 みんなが同じ方法でデータをやりとりすれば、世界中どこでもデータを共有できる――インターネットにおいて、その「同じ約束」というのが、「プロトコル」です。そのプロトコルを用い、世界中のコンピュータがLAN接続の形をとって、相互に通信できるようになっています。

■ プロトコル  

 「データやりとりの約束事」のこと。一定の決まりがないと世界を一つにまとめるなんてことは不可能で、その一定の決まりをまとめたものが「プロトコル(約束事)」なんです。もしこの言葉が出てきたら、「約束事」と置き換えて文章を読んでください。そうすると、意味がわかると思います。

 そのプロトコルの具体的な例が、「TCP/IP(ティーシーピーアイピー)」というもの。Transmission Control Protocol / Internet Protocol の略で、インターネットの標準プロトコルです。これが開発されて、世界中のパソコンがこの機能を持ってるからこそ、どのパソコンでもプロトコルが理解でき、インターネットへの扉を開くことが可能になりました。インターネットで送られる情報は、TCPによってパケットに分割して送っているそうです。パケットとは「小包」という意味で、小包みたいに、送られる品物(データ)と、その送り主と送り先の住所(アドレス)が書いてあります。

ページを表示する仕組み < URL(ユーアールエル) >

 Uniform Resource Locator の略。インターネット上の住所のようなもので、そのファイルがどこのサーバーにあるかというのを示すものです。だいたい、「通信プロトコル://サーバー.ドメイン/(ディレクトリ(フォルダ)名/)ファイル名」という形になっています。

 ――URLのほうが覚えやすいので、IPアドレスの代わりに使われていますが、実際にブラウザがページを呼び出すときは、そのURLに該当するIPアドレスをDNSサーバーに問い合わせているそうです。そういえば、該当ページがないと、DNSエラーと表示されたりしますよね。

 ▼ プロトコル  

 ホームページ呼び出しなら、「http(Hypertext Transfer Protocol)」が一般的な形式。「ftp(File Transfer Protocol)」はアップロードのときなんかによくみるかな、もちろん呼び出しもできますが。他には、メールのときに使う「mailto」とかが、これです。インターネットを通じて、データをやりとりする決まりを最初に指定するわけです。

 ▼ サーバー(ホスト)  

 ドメイン名の前にある、「http://www. ドメイン名」の「www」の部分もひっくるめた形です。DNSがIPアドレスを提供するところみたいです。

 ▼ ドメイン  

 サーバーがどこにあるコンピュータなのかを示すアルファベットで、「ホストコンピュータの名前.組織名や会社名.所属機関.国」を表しています。これが、もろに「住所」って感じですね。もともとIPアドレスが住所なんですけど、数字の羅列で構成されているので、非常にわかりにくい。で、アルファベットで「わかりやすく」単語や略号を使って示すように考案されたとのこと。

 なお、「.com」とか「.jp」みたいな、最後のほうにあるドメインを、「ルート(最上位)ドメイン」というそうです。一般的にドメインというのは、組織名が上にくっついてます。その部分をドメインと呼ぶこともあるそうですが。

  組織名や会社名:会社や個人の名前。

 このURLなら、「causu」というのがそれに当たります。自分の好きな文字列を登録するものですから。

  所属機関:組織種別コードが入る。

 組織種別コードの次に国別コードをくっつけて使うやつ。代表的なのは、こちら。

 国別コードをつけないでもOKなやつ。代表的なのは、こちら。

 ということになっていますが、事実上は誰でも申請していいという状況です。

 ※「com」「net」「org」は、基本的にアメリカ所属のドメインで、これらには国を表す部分がないそうです。もともと、インターネットはアメリカから始まり、そのころはアメリカ国内でしかインターネットを使っていなかったから、区別する必要がなかったそうで、その名残とのこと。

  国:国別コードが入る。

 「jp:日本(japan)」というのはおわかりでしょう。フランスだと「fr」のように、わかりやすい略号です。

 ▼ ファイル名  

 ということで、最後に、呼び出したいファイル名を書いて、住所指定終わりです。なかには、サブディレクトリを使ってる人もいるでしょうから、必要に応じて、「ディレクトリ(フォルダ)名/ファイル名」とパス指定すればOK!


 インターネットでやりとりする「通信」の約束事を決めて、どこのサーバーに目的のファイルがあって(ドメインでそれを細かく指定して)、最後に取り出したいファイルを指定する。ほら、完璧。(^ ^)/

知っておくと便利なこと

■ プラグイン  

 ブラウザソフトの機能強化のためのプログラム。特に、新しい技術の強化です。ブラウザソフトも進化してますが、インターネットの進化を先取りしてソフトを作ることは不可能なので、そういう新しい技術に対応すべく、プラグインが活躍しています。インターネットを100%活用するには、絶対、プラグインが必要です。ネット上での、いろいろな新しい使い方・楽しみ方……ネットの可能性を無限に広げる優れたものといえるでしょう。基本的に無償で提供されています。

 最低限これだけは持っていてほしいものは次の通りです。なお、プラグインを使ってるときは、絶対、提供元の会社にリンク張ってあるから、「どこで手に入れればいいの?」と迷うことはありません。

 「フラッシュ(Flash)」は、動きのあるページや、音を使った、ちょっと凝ったホームページを見るときに必要になります。「リアルプレイヤー(Real Player)」や「クイックタイム(QuickTime)」は、テレビ番組や映画を再生とか……ちょっとした音楽のファイルをダウンロードしたときなどで使われています。「アクロバットリーダー (Acrobat Reader)」は、PDF(ピーディーエフ)という、インターネット上でも(つまり、コンピュータの種類とか環境とかに左右されずに)「オリジナルと同じように、きれいに文書を表示・印刷できる」という文書形式のファイルを読み込むためのソフトです。

■ Cookie(クッキー)  

 個人を判別する記録ですね。掲示板とかに書き込みをすると、二回目からはメールアドレスとかの項目がすでに入力されているでしょう? ああいう記録をしてるもの、と思えばいいでしょう。とにかくアクセスに関する記録を保持するものです。

 ちなみに、どうやって識別してるかというと、識別のためのメモ(テキストファイル)を、私達のパソコンに送り込んでいます。勝手にパソコンにファイルを送りこんでるから、わざわざ「クッキーを使用してるけど、いい?」って、聞いてくれるときなんかもあるし、ブラウザの設定で、クッキーを受け取らないようにすることもできたりできるんです。

 よっぽどあやしそうなサイトだったら、クッキー使わないほうがいいけど(勝手にテキストファイルを送り込んでくるので、そのときウイルスとかもくっついてくるときもあるから危険なの (^ ^;))、ふつうに使うなら、クッキーは有効にしとかないと、快適なインターネットライフは……遠いかな。私の個人的な意見としては、そんな印象を受けています。

全般的なこと

 メールを送るとき・自分でホームページを作るとき、使っていい文字と使わないほうがいい文字があります。これは文字化けするかどうかの違いなんですが、「半角カタカナ・丸付き文字・ローマ数字・罫線記号・音符記号・特殊文字・難しい漢字や旧字体」などは使わないほうがいいです。

 ▼ 覚えておくと快適になるかも

  「キャッシュ」という考え方があります。これは、その作業をするときに用意する「作業領域」のことで、これを大きくとると、快適に使えるようになります。インターネットも同じで、キャッシュの設定値を大きくとっておくと、けっこうダウンロードスピードが早くなるような……気がします。

■キャッシュ設定の方法(Internet Explorerの場合)
 「Internet Explorer」のアイコンを右クリックして、「プロパティ」を開く→「インターネット一時ファイル」→「設定」を選ぶ。
 一時ファイルを任意で変えられるので、空きハードディスク容量を考えたうえで、キャッシュを大きくとる。

 インターネット一時ファイルというのは、インターネットを見ると「○×ファイルをダウンロードしています」というメッセージが出ますよね? そのダウンロードしたファイルは、この一時ファイルの中に入っているんです。このフォルダのなかにファイルがあると、次回から、同じ Web ページを見たときに、高速で表示してくれるようになります。このことも実は「キャッシュ」といいます。

 つまり、パソコンが快適に動作するためには「キャッシュ」を大きくとればいいってわけですね。もちろん、ハードディスクに充分な空き領域があることを確認したうえで、キャッシュをとらないと何にもなりませんが……。(^ ^;)


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Last up : 03/26/2004
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