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■ BIOSについて

BIOS(バイオス)って何?

 簡単にいうと、ハードとソフト(OS)をつなぐもの(ソフトウェア)で、やってるのは、コンピュータシステムのハードウェアの制御になります。OS以前に動く、ハードとソフトの橋渡しの、基本ソフトウェアです。

 Basic Input Output System という正式名称からもわかるように、基本的な入出力(Input Output)を行うプログラム群です。BIOSの設定が適切じゃないと、ハードウェアのパフォーマンスを十分に発揮できないくらい重要なものです。普段はいじる必要はなく、何か周辺機器を買ってきたとか、全体のパフォーマンスを上げたいために詳細な見直しをしたいとかいうときに、見ればいいと思います。とにかく、BIOSの設定を変える=パソコンの基本的な設定を変える、ということ覚えておけばいいかも。自作パソコンに手を出すときには、まず知っておいてほしい知識の一つ。(=^^=)v

 全部が全部そうじゃないんですが、だいたいは、マザーボード(システムの基盤)上に実装されていて、フラッシュメモリなど、書き換えできるROMメモリに記録されています。OSがなくても電源が入れば実行できるので、ハードウェア診断とかデバイスの初期化などの機能(BIOSセットアップ)があり、他にも、基本的な周辺機器との間でデータをやり取りする(制御)ためのプログラムコードが組み込まれていて、これによりOSが周辺機器にアクセスできるようにしてくれています。つまり、OSはBIOSのこのプログラムコードを経由して、データのやり取りをしているというわけです。

■ BIOSの種類

 「Award BIOS」(Award BIOS・Phoenix Award BIOS)と、「AMI BIOS」が有名どころです。詳しくは自作パソコンの解説サイトあたりで勉強してください。自作パソコンでも作らない限りは、知らなくても大丈夫だと思うし。(笑) 初心者でも知っておいたほうがいいのは、NECの独自路線ぶりくらいでしょうか。いわゆるDOS/Vパソコンは、PC/AT互換機用の仕様なので、BIOSといえば英語です。でも、NECは特殊な規格(PC-NX)なので、なんとBIOSを日本語で操作できます。独自路線すぎて、使える周辺機器も日本製(PC-NXと明記してない製品は使えない)じゃないと辛いし、OSも市販のものが使えなかったりするんですが……けっこう、ハードの規格とか、BIOSの規格とかで、そのコンピュータの性能が左右されますので、ご購入の際の目安にどうぞ。

■ BIOSの警告音(ビープコード:beep code)

 だいたいのパソコンは、電源が入ると、ポスト(POST:Power-on Self Test)と呼ばれる、ハードウェアの診断テストが始まり、そのあとBIOS がブートデバイスを検索して……一連の起動作業に入ります。この「POST」のためのプログラムが、BIOS ROMに記録されてるために、一番最初に行うことができるんですが、ここで何らかの問題が見つかると、エラー状況を警告音として教えてくれます。

 モールツ信号みたいに、長い・短いのピープ音(「ピー」とか「ピ」とか)の組み合わせで、暗号みたいになってるそうです。詳しくは、マザーボード付属のマニュアルで確認してください。

 ※詳しくは、参考にしたサイトの記事をお読みください。

BIOSの起動

 だいたい、起動時にメーカーロゴが表示されたときに「F2」を押すと、BIOSセットアップメニューが起動できます。メーカーによって、キーを押すタイミングや押すキーなどが若干異なるかもしれませんが、たぶん画面に「○×を押すと、BIOS画面だよ」みたいなメッセージが出てくると思うので、そちらでご確認ください。

BIOSの更新

 メーカーより、必要に応じて BIOSのバージョンアップ版が提供されています。OSがプレインストールされている現在のメーカー製パソコンだと、OSをアップグレードしてるとBIOSの更新ができない場合が多いですから、気をつけてください。また、BIOSデータは機種固有なので、別機種のものを誤って使用した場合、正常に動作しなくなります。対象機種を必ず確認してから、作業を行ってください。

■ 更新のメリットとデメリット

 メリットとしては、新しい機器への対応、機知のバグつぶしなど、是非更新したいと思うような修正が行われているので、動作の安定とハードウェアのパワーアップが実現します。しかし、BIOSの更新は、自己責任で行うのが前提なので、失敗しても保証はなく、最悪(マザーボードが)起動すらしなくなります。リカバリも効きません。しかも、保証期間中でも有償修理になります。

 ということで、私としては、何らかの不具合があるときだけBIOSの更新をしたほうがいいと思います。

■ 更新について

 更新する場合は、最悪おしゃかになっても構わないという心構えと、バックアップをしておきましょう。そうすれば失敗時の痛手が浅くすみます。特に初めてチャレンジするときは、是非、バックアップだけは忘れずにチャレンジしてください。

 普通は、フロッピードライブ(FDD)から起動して更新を実行します。「BIOS バージョンアップディスク」を作ってから、BIOS更新を実行するという二段階の作業手順です。裏技的な方法で、FDDを使わないでも、ハードディスクにある書き換え用のプログラムを「DOS」で実行することも可能なそうですが、DOS知識が浅い場合は、FDDを是非使いましょう。知識不足はお金でカバーが原則です。とにかくメーカー側で、更新の方法を事細かに説明してくれているはずなので、それを熟読してから行ってください。

 電圧が不安定なままBIOS更新をすると、正常に書き換えできない可能性があるので、きちんとコンセントはささっているかなど、電源まわりの状態を確認してから行いましょう。ノートパソコンの場合は、ちゃんとACコンセントを使って行いましょう。大雨が降ってたり、雷が落ちてたり……停電・落雷の危険があるときに実行すると、もれなく有償修理が待っています。(^ ^;) マ、ジョウシキサ

BIOSの初期化

 BIOS設定を間違ったせいで起動できなくなったとか、とにかく、BIOSを初期設定(デフォルト)値に戻したいときは、「BIOSの初期化」を行って、今まで行った作業をチャラにしてください。ちなみに、NECの場合、ここが日本語画面になるので、ぎょっとする度合いが少ないです。

 Ex, DOS/V(PC/AT互換機)の場合(シャープのパソコン(Phoenix Award BIOS)で確認)

  1. 「BIOSセットアップメニュー」を出す(うちのPCでは、起動時にメーカーロゴが出たら「F2」を押す)
  2. 「EXIT」メニューにある[Load Setup Defaults]を選ぶ
  3. 「Load Default Configuration now?」と表示されるので、「YES」を選ぶ
  4. 「EXIT」メニューにある[Exit Saving Changes]を選ぶ
  5. 「Save Configuration Changes and exit now?」と表示されるので、「YES」を選ぶ

 お使いのパソコン(BIOS)によって手順が違うと思いますが、[Load Setup Defaults]で元に戻すことは共通ですので、詳しくはマニュアル等を参照ください。なお、これでもダメなら、マザーボードをいじって、「CMOSクリア」をするしかないですが、マザボをいじって壊れても有償修理になるので、覚悟を決めて行ってください。(^ ^;)


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Last up : 04/29/2004
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